かかとのひび割れ!正しいケア。

かかとのひび割れ!正しいケア。

2017/12/29
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日頃は目につきにくいためケアを怠わりがちなかかとですが、
タイツを履いた時に引っかかって伝線してしまったり、
ふと素足になった時にガサガサなかかとが見えてしまい恥ずかしい思いをしたことはありませんか?

そんな方も、ちょっとした毎日のケアをすれば、ツルンとした綺麗なかかとに生まれ変わります。

かかとがガサガサになってしまう原因と、正しいケアをご紹介します。

もくじ
1.かかとがガサガサになる原因
2.かかとの角質ケア
3.まとめ

1.かかとがガサガサになる原因

かかとがガサガサになる大きな原因は、古い角質がスムーズに除去されずに蓄積されるためです。

かかとの一番外側にある皮膚は、角質細胞と細胞間脂質(セラミド)からなる角質層と言います。

角質層は、日常生活で体重がかかることや、紫外線を浴びることで、日々外的刺激を受けています。

その刺激によって、セラミドなどの保湿因子が不足することで、細胞間に十分に水分が行きわたらないことで乾燥が起こります。

また体調の状態を表しやすいのがかかとです。

以下の症状がある時は、ガサガサかかとに気を付けましょう!

・肌の再生能力が衰えている

冬は湿度や気温が低くなり肌は乾燥しやすく、基礎代謝も下がりやすくなります。

基礎代謝が下がると、肌の再生能力も衰えてしまいます。

肌の再生能力がスムーズに機能しないと、新しい肌がなかなか現れないためさらに乾燥が強まってしまい、かかとの乾燥も引き起こします。

・疲れやストレスが溜まっている

疲れやストレスが溜まると体調を崩してしまい、胃腸の調子が悪くなります。

胃腸の調子が悪くなると、足の裏に影響が現れます。

またストレスで胃がキリキリするという症状が出る方もいますが、胃痛=胃腸の調子が悪いわけなので、それが足の裏にストレスの症状となってしまい、かかとの角質・ひび割れが出来ます。

ターンオーバーの乱れは、加齢やストレス、疲労が原因で、肌の古い角質がはがれにくくなることで起こります。

・乾燥している

特に乾燥した時期は、足の血行が悪くなり、栄養分が行き届かない状態になりやすいです。

そうすると、かかとの肌のターンオーバーの機能が上手く出来ずにカサカサに乾燥してしまいます。

・ケアの仕方が間違っている

ケアをする際あまりおススメできない方法が、軽石やあかすりを使った方法です。

これらのケアだと、加減が上手くできず力が強く入りすぎてしまったり、肌を傷つけてしまい、必要な角質まで除去してしまう恐れがあります。

また入浴中、肌が柔らかくなった状態に軽石やあかすりを使ってケアをする方もいるかと思いますが、このケアも肌には負担がかかります。

角質層にはバリア機能もあるため、除去のしすぎには注意しなければなりません。

・便秘

便秘気味の人は、足の裏やかかとに角質が溜まりやすいと言われています。

日頃から水分をあまり摂取しないと便秘になりやすく、そのことで顔の肌荒れだけでなく、かかとも荒れてしまいます。

便秘が気になるときは、一日最低でも2リットルのお水を飲むことをおススメします。

便秘解消におススメのレシピをご紹介します。


オートミールで便秘解消!

材料:オートミール 30g
   ココア    大さじ2
   牛乳     大さじ1
   チアシード  適量

1.マグカップを温めておく
2.牛乳とココアでホットココアを作る
3.ホットココアの中にオートミールを入れて、よく混ぜる
4.1.2分するとオートミールが柔らかくなる
5.チアシードをトッピングして出来上がり

・チアシードを入れてさらに時間を少し置くと、チアシードが膨らんでプチプチした食感と、満腹感を得られます。

・お手軽に作れるので、朝ごはんにおススメです。

※食物繊維には水溶性と不溶性の2つの種類があります。

性質や役割が異なるので、どちらか一方の食物繊維だけでは不十分ですが、オートミールには両方の食物繊維がバランス良く含まれているため、便秘の改善・予防におススメです。

2.かかとの角質ケア

かかとの角質ケアで大切なことは、保湿をしっかりと行うことです。

とくにお風呂上りは乾燥が急激に進みますので、お風呂上りのケアはとても大切です!

入浴中はなるべく湯船に浸かり、皮膚を柔らかい状態にすると良いでしょう。

入浴後はしっかり保湿クリームを塗って、保湿してあげることが大切です。

かかとに保湿クリームをたっぷりと塗って、サランラップなどでラッピングをします。

ラッピングすることで、しっかりと保湿クリームが肌に浸透し、より早い効果が実感できます。

かかとは非常に乾燥しやすい部分でもありますので、少し良くなったからといって保湿を怠ると逆戻りしてしまうこともあります。

日頃からこまめに保湿をすることを心がけましょう。

保湿クリームにも色々な種類がありますが、ビタミンEが配合されているものがおススメです。

ビタミンEは血行を促進してくれる効果があるので、足が冷えやすい方は是非試してみてください!

また尿素が含まれた保湿クリームもおススメです。

尿素には水分保持量をアップするはたらきや、角質や皮膚をなめらかにする効果があります。

足裏やかかとの角質を溜めない事が1番ですが、その為には入浴中やお風呂上がりにこまめに足裏をマッサージして、角質を作らないようにすることも大切です。

また電気毛布やホットカーペットを使用し過ぎたり、自分のサイズに合った靴を履いていないことも乾燥の原因となるので意識しましょう。

3.まとめ

かかとの角質は、日ごろのケアをすることが大切です。

ポイントは保湿ケアをしっかり行うこと!

意識的にケアを行うことで、冬でもツルンとした綺麗なかかとになれます。

ウイルスが多く風邪にもなりやすい季節ですが、体調管理にも気を付け、かかと改善しましょう。

この記事のライター

shida

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