ケチな人と節約家の違いをご存知でしょうか。実はこの2つ、似ているようで全く異なるものなんです。
目的を持ってお金を使い分けているのは節約、お金を使わないこと自体はケチというです。
ケチな人は周りに不快な思いをさせることがあります。
一方、無駄な出費を出さず、大切な人や物事にお金を使える人は節約家です。
さて、話を本題に戻すとして、今回は「ケチな人の特徴」と、「ケチな人の心理状況」をご紹介します。
いつもお金がないと言う
ケチな人の特徴として、”いつも金がない”と言っている傾向が強いのが特徴です。
考えられる理由の1つとして、お金の使い方が下手です。無駄なことにお金を費やしてしまっているケースが多くて、だからお金が無くなり、そしてケチになってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
計算・請求が好き
わざわざ細かく計算して請求したり、過去の自分の行いを棚に上げ、恩を返せと請求したり。
ケチな人はとにかく計算と請求が大好きなのです。また、ケチな人は請求されることは大嫌いであり、請求されるとケチエピソードを周りに言いふらす、などの行動に出がちです。
節約や貯金が好き
貯金や節約が好きな人ほどケチな傾向にあります。
しっかり者であることに変わりありませんが、節約とケチを勘違いしている人は世の中に多くいます。
また、ケチと節約の違いが分からなくなってしまうということは、節約家あるあるの1つでもあります。
利用できるものは利用
利用できるものはとことん利用します。
例えば、電車移動の際は友人にとりあえず連絡をして定期を貸してもらう、といった行動パターンが目立ちます。
とにかく無駄な出費はしないという行動力に優れているので、要領のいい人ともいえそうです。
自分が大好き
自分が大好きな人はケチ人が多いです。
自分が大好きだと自分にお金をかけるので、自分だけに投資し、あまり他の人にお金をかけたくないという心理が働きやすいです。
確かに自分には多くのお金が必要ですが、それが原因で大事な友達が離れてしまいます。
周りの目を気にしない
ケチな人は基本的に周りを気にしないといいます。
他人にどう思われても、自分だけがよければそれでいい、と思っているタイプが当てはまります。
非常に金銭的な損得勘定が強いので、周りがどう思っても、お金が残ればそれでいいみたいです。
このような行為が行き過ぎれば、こじきと周りから評価されるようになり、人が寄らなくなってしまいます。
なぜケチ人はケチになってしまうのか?
ここからはケチな人の心理4つについて、説明していきます。
過去のトラウマ
いつの時代でもケチな人は好かれませんし、嫌われます。
会社ではいつも奢っているのに、絶対奢ってくれない人は嫌われる確率は高いようですね。
そんなケチな人の心理に迫って観ると、過去に何らかのトラブルがあり、お金に執着しているということが挙げられます。
借金返済や月末の支払が微妙になってきたトラウマとか、そんな過去がケチな性格を作り上げます。
お金持ちほどケチが多いといいますが、本当のお金持ちはケチではありません。
年収800万程度の小金持ちな自営業者ほど、税金等の支払いや将来の不安からケチになってしまうケースが多いです。
他人の喜びよりも自分が大事
他人の喜びよりも自分の喜びを優先し、お金が減らないことに喜びを感じてしまっています。
例えジュースの一本や二本、他人に奢ってともに喜びを分かち合う、といった行動がなかなかできません。
けちな人は一人行動が好きな人でもあり、一人行動だと全て自分優先で物事を進めることができるので、損得勘定が満たされます。
また集団行動となれば、車に財布を忘れた等の言い訳を言い、他人のお金を払わせようとする傾向が強いです。
チな人と節約家の大きな違い
人が節約する目的は、お金を貯めて本当に必要なものを購入する、お金があることで安心感を得ている、という心理が働きます。
節約家の人はお金が全てではありませんので、時にはお金がない友人にも奢ったりして、その場の幸せを分かち合ったりします。
しかしケチな人は、損した気分になりたくないので、基本的に周囲の人間にお金を使うことはありません。これがケチな人と節約家の大きな違いといえそうです。
もったいないと思っています
お金を使うことがもったないと思ってしまい、出費することに罪悪感を覚えてしまう人もいます。
このケースに陥ってしまった場合は、悪循環に陥りやすく、最終的にドケチへと人を変貌させてしまいます。
節約のプロになれば、人もお金も残る
ケチと節約を使い分けることができるのであれば、お金スペシャリストになることができるでしょう。
また人間関係も上手くいきやすく、周りから嫌な目で見られることも減るでしょう。
あなたは節約といいつつ、ケチになっていませんか?
一度自分自身を見直してみてはいかがですか。