ハリウッド女優やモデルが美容や健康のために取り入れ、大流行しているスーパーフード。
最近では日本でも人気が高まっていますね！
おススメの取り入れ方と一緒に、スーパーフードの魅力をご紹介します。
もくじ
１.スーパーフードとは
２.スーパーフードの種類とおススメの食べ方
３.まとめ
１.スーパーフードとは
スーパーフードは、1980年代頃にアメリカやカナダで
食事療法を研究する専門家達の間で言われ始めました。
スーパーフードの定義としては、
・栄養成分が群を抜いて豊富
・低カロリー
・抗酸化作用が高い
・老化や生活習慣病の予防に良い
・食品とメディカルハーブの両方の要素を兼ねていること
2000年頃からアメリカでローフード（低温調理法）が
ハリウッド女優やモデルの間で流行りだしたのをきっかけに、
世界中に広まり注目されるようになりました。
形状には7つのタイプがあります。
・パウダータイプ
果物やハーブなどを粉末にした状態。
料理などにも取り入れやすく、体に吸収されやすい。
保存性も高い。
・フレッシュタイプ
新鮮な果物や野菜そのままの状態。
栄養素や酵素が壊されていないため、栄養価がとても高い。
・穀物タイプ
栄養価の高い、麦やひえ、あわなどの穀物。
・ドライタイプ
木の実や果実の水分を飛ばした状態。
水分以外の栄養素は壊されずに残っているため、栄養価が高い。
・果汁、ピューレタイプ
果物の果汁やピューレの状態。
酸化しにくく、保存性が高い。
・シードタイプ
栄養価の高い、種や実。
発芽に向けて、栄養価が豊富に含まれているものが多い。
・オイルタイプ
オメガ3系脂肪酸、中鎖脂肪酸、ビタミンEなどが含まれる油。
料理で取り入れやすい。
２.スーパーフードの種類
スーパーフードの中でも、日頃から取り入れやすいおススメのものをご紹介します。
・アサイー
アサイーの紫色の皮の部分に、
ポリフェノールの一種のアントシアニンの成分が豊富に含まれています。
アントシアニンにはお肌にハリやツヤを与える効果があります。
アサイーのポリフェノール含有量は、ブルーベリーの18倍も多く含まれています。
抗酸化力に優れ、活性酸素を抑制する働きをしてくれるため、
お肌のアンチエイジングに適した食べ物です。
また必須脂肪酸が多く含まれているため、血液をサラサラにする効果があります。
＜おススメの食べ方＞
・アサイーボール
１．ヨーグルトにアサイー（3g）を入れてよく混ぜる。
２．バナナとブルーベリーを飾る。
（合わせる果物はお好きなものを入れてください。）
・カムカム
カムカムは、アマゾン川流域の熱帯雨林の植物です。
ビタミンCの含有量はレモンの60倍以上もあり、
スーパーフルーツやミラクルフルーツとも呼ばれています。
またクエン酸も多く含んでいるため、ストレス解消や疲労回復に効果的です。
＜おススメの食べ方＞
・カムカムパウダーでグレープフルーツ
１．グラスにカムカムパウダー（2g）とグレープフルーツを絞ってよく混ぜる。
（100％果実のグレープフルーツジュースで代用も可）
２．はちみつを適量加える。
３．グラスに氷を入れる。
・ローカカオ
カカオにはポリフェノールやマグネシウム、鉄、亜鉛などの栄養素が多く含まれています。
一般のカカオチョコレートは、高熱で加工しているため
それらの栄養素はかなり失われてしまいます。
しかしローカカオは、火を通していないカカオ或いは低温で加工しているものため
カカオ本来の栄養成分が壊されません。
抗酸化力に優れているため、老化防止や美容効果があります。
＜おススメの食べ方＞
・ローカカオゼリー
１．寒天パウダー（4g）とミルク(300g)を鍋に入れて軽く沸騰させる。
２．火を止めて、砂糖（30g）を入れて混ぜて溶かしておく。
３．溶けたらローカカオ（50g）を混ぜて溶かす。
４．はちみつを入れて軽く混ぜる。
５．容器に移して、冷蔵庫で冷やして固める。
・キヌア
キヌアは、ヒユ科アカザ亜科アカザ属の植物です。
タンパク質の含有量が多く、ミネラルや食物繊維を豊富に含み、
栄養バランスに優れた食品です。
＜おススメの食べ方＞
・キヌアサラダ
１．キヌア（１カップ）を塩茹でする。
２．サニーレタス、ニンジン、トマト、茹でた鶏むね肉をボールに入れる。
３．２のボールに冷めたキヌアを入れ、和風ドレッシングを加えてざっくり混ぜ合わせる。
４．1時間ほど冷蔵庫で冷やす。
・チアシード
チアシードは南米原産のシソ科の種子の食べ物です。
水を加えると約10倍に膨れ上がります。
膨れ上がる性質（グルコマンナン）は、お腹の中で膨らみ少量で満足感を得られるため、
ダイエットには最適の食べ物です。
カルシウム、鉄、マグネシウム亜鉛、カリウムなどのミネラル、
タンパク質も豊富で必須アミノ酸は9種類全部含まれています。
チアシードには、通常のチアシードとホワイトチアシードの2種類があります。
効果は同じですが、ホワイトチアシードの方が全体的な栄養成分を多く含んでいます。
＜おススメの食べ方＞
・デトックススムージー
１．小松菜、バナナ、りんご、水をミキサーにかける。
２．グラスに入れた後に、チアシード（20g）を入れてスプーンでよく混ぜる。
・ヘンプシード（麻の実）
ヘンプシードが取れる麻は、無農薬で肥料を必要としていません。
そのため安心して摂取することができます。
ヘンプシードはタンパク質の元になる、
9種類の必須アミノ酸を全て含んでいることで注目されています。
またヘンプシードはミネラルと食物繊維も多く含んでいるため
ダイエットや美肌効果があります。
＜おススメの食べ方＞
・ヘンプシードのホットケーキ
１．ボールにヘンプシードパウダー（15g）、砂糖（10g）、卵（1個）、
ホットケーキミックス（200g）を入れてよく混ぜる。
２．フライパンで両面焼く。
３．お皿に盛り付け、お好みの果物やメープルシロップをかける。
・マキベリー
ベリーは抗酸化力に優れていますが、その中でもマキベリーは
ポリフェノールの一種のアントシアニンがとても多く含まれています。
マキベリーのポリフェノール含有量は、アサイーの5.4倍もあり、
さらにブルーベリーの14倍も多く含まれています。
その他にもビタミンCや鉄分、カルシウムも豊富なので
とても栄養価が高く、紫外線を浴びてしまったアフターケアとしても効果的です。
また、パソコンやスマホの光（ブルーライト）で疲れてしまった目にも
良い働きをしてくれます。
＜おススメの食べ方＞
・マキベリーのヨーグルト
１．ヨーグルト（50g）とマキベリー（大さじ1）を混ぜて器に入れる。
２．小さくカットしたバナナ、いちごを１の上にかける。
（お好みで、一番下にグラノーラを入れるとお腹もちもアップ！）
３.まとめ
いかがでしたでしょうか？
スーパーフードといっても、様々な種類があり、それらは効果・効用も異なります。
摂取方法や調理方など正しい知識を得た上で
その日の体調や気分によって上手くスーパーフードを取り入れて
食事を楽しみながら健康になりましょう。
