水虫の季節です

水虫の季節です

2018/08/09
956 views

性病の次に怖いかもしれない水虫のおはなし

夏が来た あの季節が来た

今年も猛暑がやってきました。
この季節になると風俗業界にあの季節がやってきます。
猛烈に痒くなってしまう感染症、水虫です。

 

水虫は虫じゃないって本当?

水虫の正体は白癬菌(はくせんきん)という菌類によっておこされる皮膚感染症です。虫と表現しているものの、実際は昆虫ではなくキノコやカビに近い仲間です。
感染経路は様々ある中で、不潔な状態であったり浴場や肌の接触で感染するパターンが一般的です。

 

もちろん女性にも水虫持ちはいます

イメージ的にいかにも同じ靴を履き続ける男性中年サラリーマンの病気と思いきや、細菌は女性にも患者数が増えている傾向にあります。革製のブーツなどの風通しの悪い靴を履き続けたり、スパや温泉の足ふきマットを経由して他の患者から感染してしまうようです。
治療や予防の為にも、足は常に清潔で風通しの良い状態にする事が好ましいです。

 

風俗業界ならではの問題

風俗業界が他の職種以上に水虫に悩まされる原因は、常にお客さんの足に接触する環境にあるからでしょう。会社員や店員さんが他人の足を触る事はほぼありませんが、ソープやデリヘルなど、多くの風俗嬢はお客さんの足を触らないといけません。
お客さんの中には自分の足を舐めてもらいたいとか、胸で足をマッサージしてもらいたいなどのリクエストも珍しくありません。さらにお湯を扱う事が多く職場環境の温度湿度も常に高め。水虫にとってはこれ以上快適な場所はなかなかありません。

 

大事なのは気づく事と避ける事

性病についてはかなり厳しくても、水虫には無頓着だったりする風俗業界。お客さんの中には感染している自覚や他人への配慮が足らない方もいるので、基本誰もが風俗界の女の子に味方をしてくれません。
そうなると必要なのは自己防衛。お客さんの体を洗いながらさりげなく足(特に指の間)を良く見て、水虫であるかどうか確認します。明らかに水虫やそれらの疾患が確認できるようであれば、そこを避けるように接客を行いましょう。
特に手足、胸、頭などは感染しやすい為、注意が必要。実は乳首周辺に感染するケースも多いのです。

 

接客後のケアも大切

もしどうしても水虫持ちのお客さんへ接客をしなければいけなくなった時には、接客後に薬用せっけんや殺菌効果のあるボディシャンプーを使用する事である程度感染を予防する事が出来ます。その際、ご自身のケアにはタオルで力任せに体を擦ったりせず、手だけで優しく洗って下さい。
そして石鹸やボディソープでは確実に防ぐことは不可能なので、気になる事があったらできるだけ早く病院へ行きましょう。水虫の時にはもちろん、ただのアレルギーや湿疹を水虫と勘違いし、強い薬を塗って症状を悪化させる患者さんが少なくないそうです。

 

まとめ

いかがでしたか。
本来はお客さんが治さないといけないのに、うつされる側である女の子の方が気をつけないといけないなんて、本当にひどい話だと思います。お客様にはしっかりと清潔な状態でお店に来て頂きたいものですね。

この記事のライター

yoko

yoko

...