性病のお勉強

性病のお勉強

2018/04/05
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経済的な目的だけで風俗店で働く前に、よく考えておかないといけないことがあります。

それは病気です。

たくさんの報酬がある仕事というのは、それだけリスキーであるということです。

風俗での仕事は楽ではない肉体労働ですし、

お客様だって選べませんから精神的にもストレスがたまりやすい。

その上で肉体的に、粘膜レベルでの接触があるわけですから(全ての業種、お店であるという訳ではないです)、もちろん病気に対するリスクも高いです。

うちのお店ではゴム着用だから大丈夫。

なんて考えていないですか?

全然大丈夫じゃないですよ。

ゴムがあっても感染るものは感染ります。

以下の記事ではコンドームが効かない性病について説明されています。

コンドームと性病

予防すればなんでも大丈夫。

という話ではなく、予防してもなってしまうのが性病です。

病気の覚悟がある上で風俗嬢という仕事を選ぶべきなのです。

性病にはどのようなものがあるのか。

性病にもさまざまな種類があります。

あらかじめどのような病気があるのかをしっていれば、

日頃から注意深くなれると思います。

  1. 梅毒
  2. 淋菌感染症(淋病)
  3. 性器クラミジア感染症
  4. 性器ヘルペス
  5. 尖圭コンジローマ
  6. 膣トリコモナス症
  7. ケジラミ症
  8. 性器カンジダ症
  9. B型肝炎
  10. C型肝炎
  11. 後天性免疫不全症候群(エイズ)

ここでは以上から感染の話題に上りやすい、

梅毒、淋菌感染症(淋病)、性器クラミジア感染症、性器ヘルペス、ケジラミ症、性器カンジダ症

を取り上げていきます。

梅毒

潜伏期間は約3週間。

梅毒トレポネーマを病原体とする病気で、主に性的接触を介する皮膚や粘膜の病変との接触によって感染します。

感染すると、感染した部位に赤いしこりやただれが起き、リンパ節が腫れるといった第1期の症状が現れます。

その後3〜12週間の間に、発熱や全身倦怠などの全身症状とともに、皮膚に様々なタイプの発心が現れ(第2期)、10〜30年の間に、心臓や血管、脳が冒されていきます(第3、4期)。

現代では治療で治すことができますが、昔は梅毒といえば命に関わる病気でした。

医学の発展には目を瞠るものがありますが、それゆえに、病院へ行かず放置すると、死に至ることになったり、もしも感染者が妊婦であれば、出生児が先天梅毒になる可能性もあります。

淋菌感染症(淋病)

潜伏期間は2〜7日。

淋菌を病原体とする病気で、主に性的接触を会する粘膜との直接的な接触によって感染します。

感染すると、男性の場合、排尿時の痛みと膿尿が現れ、女性の場合、おりものや不正出血、あるいは症状が軽く気がつかないことも多いようです。

咽頭や直腸の感染もあるみたいですが、自覚症状がないので気がつきにくいという話です。

こちらも基本的に治療で治すことができますが、あまり放置しすぎると、不妊の原因になることがありますので、ご注意を。

性器クラミジア感染症

潜伏期間は1〜3週間。

クラミジアトラコマティスを病原体とする病気で、淋病と同様に、性的接触を介する粘膜との直接的な接触によって感染します。

男性の場合、排尿時の痛みや尿道掻痒感の症状を伴い、女性の場合、症状が軽く、無症状なことも多いので、無自覚になりやすいです。

抗菌薬があり、治療もできるますが、放置すると、不妊、流産、死産に繋がることがあります。

性器ヘルペス

潜伏期間は2〜10日。

ヘルペスウィルスを病原体とする病気で、性交渉時の皮膚・粘膜における病変との直接的な接触が原因で感染します。

症状としては、性器の掻痒、不快感を伴う水泡、ただれがあります。

こちらも治療が可能ですが、場合によっては再発につながることもあります。

再発時は初感染時の症状に比べると軽いようで、再発を重ねるごとにより軽くなっていくようです。

性器ヘルペスは、基本的にその痛みに耐えられず放置できないケースが多いですが、放置しても2〜4週間で自然に治ります。

ただ、その場合、再発を繰り返すことが多いので要注意です。

ケジラミ症

潜伏期間は不定期で、1〜2ヶ月のケースが多いです。

ケジラミを原因とする病気で、性交渉時の陰股部、または陰毛との直接的な接触で発症します。衣類や寝具などを介する間接的な発症もあるようです。

症状には、寄生部分の掻痒があります。

対処としては、剃毛やシャンプーでの治療方法があります。

放置すると、症状の継続と悪化につながります。放置しても治ることはありません。

性器カンジダ症

潜伏期間は決まっていません。

カンジダ属の真菌を病原体とする病気で、性的接触を介して広がっていきますが、必ずしも発症するものではありません。

症状には、男性の場合あまりありませんが、女性の場合は外陰部の掻痒とおりもの増加があります。

治療方法にはカンジダ菌の抗菌剤の膣錠、軟膏やクリーム、経口薬などがあります。

放置するとその分症状は継続しますし、放置しても治ることはありません。

風俗嬢でやっていく自信はありますか?

お金欲しいから、風俗嬢になろーっと。

みたいに軽く考えてはいませんか?

梅毒、淋病、クラミジア。

こんな病気にかかって、ずるずると症状を引きずっていれば、

女性としての喜びも得られないような体になって、

最終的に滅びていくことになります。

だからこそ、風俗嬢はしっかりと体に気を使って働いて行かなければいけません。

衛生状態の悪いお店で働くなんて論外です。

キャストの心身の状態を気遣ってくれるようなお店で働くことは、

入るお店を目利きする女性の責任でもあります。

風俗嬢はやめろ、と言っている訳ではありません。

以上のことにしっかりと気を配れる人が風俗嬢になるべきだ、

と言っているのです。

お店によってはどれだけお客様と粘膜レベルでの接触があるかがわかりませんが、

性病に罹るリスクがある、と考えておく方が無難です。

手コキサービスなどを中心に行うエステでは、キスもフェラもありませんので、

基本的にリスクはありませんが、それでもしっかりと手洗いうがいを忘れずに行いましょう。

お客様に性病を感染してしまい、トラブルに発展するなどということも、

全くない訳ではありませんので、注意が必要です。

サービスのことや接客の技術だけではなく、

しっかり病気のことも考えられる風俗嬢こそ本当の風俗嬢です。

今のうちに性病について勉強しておきましょう!

この記事のライター

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