風俗の魅力はやはり短期間で高収入を目指せるところでしょう。多くは経験の有無を問いません。それなのに場合によっては月給数十万円どころか数百万円稼ぐ女性もいます。超一流企業で働いたとしてもこれほどの給料はもらえません。信じられないくらい夢のある職業だと思ってもらってももいいでしょう。
いくら稼げるか。それが一番の応募条件だと思います。けれども、同じくらい大切といえるのがもう一つあります。職場環境です。今まで複数の風俗店を経験してきた女性が口をそろえるのは、待機時間の環境が整っているかどうかが大事ということです。
休む暇もないくらいの人気風俗嬢でしたら話は別ですが、普通は待機室を頻繁に利用します。待機室は職場環境そのものといえます。
そもそも待機室とは何なのか、どういう種類があり、どんな環境なのかを今回は解説させて頂きます。
待機室とは?個室と集団待機の違い
デリヘルなど出張型の風俗は、その多くがお仕事が入るまでは待機室での待機となります。待機室は店によって様々ですが、大きく分けると集団待機と個室待機の2つです。
個室待機は、アパートやマンションのワンルームを個人で過ごせるようになっていたり、事務所のようなスペースをパーティションで区切り、プライバシー確保に努めていたりと、アーティストの楽屋ではないですが、働いている他の風俗嬢と顔を合わせないですむようになっています。
集団待機は広い室内に風俗嬢が集まり、予約が入るのを待つというシステムです。おしゃべりをしてリラックスしたり、先輩から教えを請うたりと人と話していなければ落ち着かないというタイプの女性には大きなメリットです。
両方にメリット、デメリットがありますが、最近では個室待機のお店が人気です。若い女性は大体スマホをいじって時間を潰すことに慣れているので、1人のほうが落ち着くという人が多くなっています。
また店としても風俗嬢同士のトラブルで女性がやめてしまうということを防ぎたい思惑があり、個室待機のお店が増えています。
しかし、働いている人達が良い人たちばかりの職場は逆に集団待機の方が人気ですので、結局働いてみない事には、どちらが良いか分からない部分があります。
集団待機の雰囲気
風俗嬢はただ定時までのんびりと働いていれば給料が発生する役所勤めの人とは違い、完全実力主義で、自分に予約が入る事で給料が発生する成果報酬型です。
予約が多く入る人、そうでない人が筒抜けなのが集団待機です。そのため雰囲気がいいとはあまりいえません。新人ばかりに予約が入り、古くから在籍するいわゆるお局の女性はあまり指名されない…そんな状況を想像して見てください。
妬みが発生しやすいのです。
ただそのような指名格差がほとんどないお店であれば、和気あいあいと女子会のようなトークを繰り広げ、リラックスできます。
集団待機のメリットについて
集団待機はデメリットばかりなの?と思われがちですか、そんなことはありません。むしろ条件面さえ整えば、メリットばかりです。
集団待機最大のメリットは同僚から多くの最新情報を得られる。
ところにあります。これは非常に大きなことです。有力な情報というのはときに金銭に勝ります。
風俗を始めたばかりの頃は、これが更に価値を持ちます。風俗の仕事を続けていくと、どうにもスタッフに相談しづらいことが増えていきます。スタッフは風俗嬢ではありませんので、どんなに親身になってくれたとしても、対応できることに限界があります。
風俗の悩みは、やはり同じ悩みを克服してきただろう同僚に相談するのが一番です。集団待機では気兼ねなくアドバイスをもらうことができます。ひとりで悩みを抱え込まなくても済むようになります。
また店に対して何かしらの不満を持ったときも気軽に相談できます。もう辞めるしかないと追い詰められていたが同僚に打ち明けることで気が楽になり、さらに友情も深まった。なんて話もたまに聞きます。
いずれにしても集団待機で毎日顔を合わせると相手の人となりが分かります。そこで信頼されると有益な情報を話してくれますし、親身になってアドバイスもしてくれるようになります。
ただ集団待機の場合、あまりにもお店によって集団待機の雰囲気が異なるところがあるため、半ば集団待機そのものがデメリットであるかのように言われているのです。
さらに集団待機の風俗店の場合でも、集団待機でストレスがたまったりしたときに申告すると個室待機などを検討してくれるところもあります。
まとめ
最近は個室待機が人気なようですが、それはデメリットが少ないからだと言えます。
集団待機は有益な情報が手に入る。アドバイスをもらえると大きなメリットがありますが、お店ごとに居心地が大きく異なるため、悪い部分ばかりがクローズアップされています。
実際はどちらも一長一短です。
悩む場合は個室待機の方を選ぶべきでしょう。無用な心配事は少ない方が安心です。