日焼け止めを正しく使用して肌を守ろう

日焼け止めを正しく使用して肌を守ろう

2024/06/28
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日焼け止めは、皮膚を紫外線から保護するために欠かせないアイテムです。

これからの季節、さらに活用する機会が増えることと思います。

効果や使い方について確認して、日焼け止めの有効性を高めましょう。

このコラムでは、日焼け止めの主要な成分と、それぞれのシーンにおけるおすすめの使用方法についてお伝えします。

日焼け止め 複数

日焼け止めの主要成分

紫外線吸収剤

化学的に紫外線を吸収し、熱に変える成分

代表的なものには、アボベンゾンやオクトクリレンがあります。

物理フィルター

紫外線を反射・散乱して肌に届かないようにする成分

酸化亜鉛や二酸化チタンが代表的です。

保湿成分

日焼け止めには、肌を保護し乾燥から守るための保湿成分が含まれています。

グリセリンやヒアルロン酸などが一般的です。

抗酸化成分

紫外線による活性酸素から肌を守るために、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化成分が配合されることがあります。

日焼け止め 成分

日焼け止めの選び方

SPF(Sun Protection Factor)

UVB(紫外線B波)を防ぐ力を示します。

数値が高いほど効果が高いですが、日常使いにはSPF15〜30が適しています。

PA(Protection Grade of UVA)

UVA(紫外線A波)を防ぐ力を示します。

+の数が多いほど効果が高くなります。

日常使いにはPA++が目安です。

肌に優しい成分

アルコールフリーやパラベンフリーなど、肌に優しい成分を含んでいるか確認しましょう。

無香料のものを選ぶのもいいですね。

『敏感肌用』などと明記されているものを選択することも一つの方法です。

ベビー用や敏感肌用の日焼け止めは、肌への負担が少なく安心して使えます。

アレルギー対策

天然由来成分や低刺激性のものを選ぶと安心です。

シーンごとの使い分け

日常の外出

PF15以上の広範囲に対応した日焼け止めを使用し、顔や手など露出部分に塗布します。

特に、オフィス勤務や通勤時にも使用をおすすめします。

水泳やスポーツ

ウォータープルーフの日焼け止めが必要です。

水や汗で落ちにくい性質がありますので、頻繁な塗り直しが不要です。

長時間の屋外活動

SPF30以上の日焼け止めを選び、2時間ごとに再塗布することを忘れないでください。

特に直射日光が強い午前中から午後3時までの間は注意が必要です。

日焼け止め 海水浴

日焼け止めの効果的な塗り方

  • 均一に塗布

    顔の場合、500円玉大の量を目安に、頬・額・鼻・顎に少量ずつ置き、丁寧に伸ばします。

    首や耳の後ろも忘れずに行いましょう。

  • 重ね塗り

    一度塗りでは効果が不十分な場合があります。

    2回に分けて塗るとより効果的ですよ。

  • こまめな塗り直し

    特に汗をかいたり水に触れた後は、必ず塗り直しましょう。

    2〜3時間おきの再塗布が理想的です。

日焼け止め 塗布

まとめ

日焼け止めは、紫外線から肌を守るための最前線の防御手段です。

成分や使用シーンに応じて最適な製品を選び、正しい方法で使用することで、肌の健康を保ちつつ、日常生活をより快適に過ごすことができます。

自身のライフスタイルに合わせた日焼け止め選びを心がけ、長期的な肌の健康を守りましょう。

この記事のライター

mita

mita

大阪在住、28歳のビガーネット編集部員。 広報担当。街中の話題の情報をキャッチするのが得意。趣味は...