アッシュカラーって?
さて、まずはアッシュってどんなヘアカラーなんでしょう。アッシュ、つまり灰、これを髪で表現すると、青いみのあるグレーといった感じでしょうか。東洋人に多い赤や、オレンジのメラニン色素を抑え、欧米人などのような透明感のあるナチュラルな髪色に仕上げるのがアッシュです。あなたの海外の憧れの女優さんも、赤みのないグレーっぽさをもった髪色の人がいませんか?
アッシュカラー 人気の種類
グレージュ
定番ともいえるアッシュの人気カラーといえばグレージュ。名前の通り、グレーとベージュの混ざったカラーで、アッシュを自然に楽しむならこの色がおすすめといえます。色の濃にもバリエーションがあり、一般に一度ブリーチしないと完全なアッシュにはならないと言われていますが、個人の髪質と元の色にも関係はありつつも、そのままブリーチ無しでも手軽にアッシュの雰囲気を楽しめるのがグレージュの良さでしょうか。会社勤めで派手にはできない、といった方でも、トーンを8くらいにしておけば、お仕事でもそれほど目立たないでしょう。逆に個性的に目立ちたい!という方には、グラデーションをつけたり、ハイトーンに挑戦などもいいですね!抜けのあると透明感で、夏を演出してみてはいかがでしょう。ミルクティーブラウンアッシュ
ちょっとガーリーにかわいい感じに仕上げるならミルクティーアッシュでしょう。お洋服もお嬢さん系からカジュアルまで様々なタイプで自分を見せることができるのではないでしょうか。紫やブルーで赤みを全部打ち消す寒色系のグレーではなく、マイルドにブラウン系を出せるので、女の子らしい印象を与えたいときは、ミルクティーアッシュで決まりですね!髪の量の多い方も軽さが出せますし、ハイライトを入れて動きをつけても素敵です。ブルージュ
ブルーのアッシュは、青みのある髪色にすることでグレー感を味わうことができ、なんといっても色白さんに見えるという利点があります。グラデーションも映えるのがこのブルージュ、特にカーリーのボブなどはグラデーションを入れて動きをつけてもいいですね。ブリーチでハイトーン仕上げにしても魅力たっぷりに仕上がることでしょう。オリーブアッシュ
ボブと相性のいいグリーン系のカラーといえばオリーブアッシュでしょう。比較的アッシュの存在感が大きく出せるこのオリーブアッシュ、明るめで軽く仕上げても安っぽい印象にならず、透明感があり品よくまとまります。また、ダークトーンで入れても艶感があり、個性的な雰囲気を引き立ててくれることでしょう。似合う髪色をレベル別でチェック
美容室などできく「レベル」。これは髪の明るさを表す単位で、おおむね1〜20で表すメーカーさんが多いようです。ではそのレベルですが、どの数値がどんな明るさに、そしてそのレベルでアッシュを入れるとどんな色の感じになるのでしょうか。
一般に日本人の地毛は、レベルで言うと4〜6くらい。これは個人差があり、人によっては小さいときから染めてもいないのに明るい茶色の人なんかいますよね。レベル4以下
これは漆黒の領域です。まずミュージシャンでも無い限り一般的には入れないでしょう。レベル4〜6、7くらい
いわゆるダークトーンといわれている明るさで、5以下はほとんど黒、という認識になるかと思います。レベル5前後辺りですと、ブルージュなどが落ち着いた雰囲気に仕上がり、お仕事でも差し支えなさそうです。レベル7あたりならベージュなどのブラウン系が女の子らしくていいでしょう。レベル8〜10、11くらい
明るくなってきました。このレベルでは染め上がりもはっきりわかるレベルです。アルバイトなどで、目立ちすぎてはいけないけど、少しくらいなら個性を出してもOKな職場であれば、かなりいろんなバリエーションを楽しむことができるでしょう。ガーリーでいきたいならベージュ系は軽く明るい印象を与えてくれますし、ピンク系のアッシュでポップにいくのもいいですね。もちろんグレージュも上品に表現できるトーンです。レベル12〜14くらい
いわゆるハイトーンの領域です。明るさもかなり目立つようになるレベルです。色はかなり入りますので、グラデーションなども含め、立体的なヘアカラーを楽しむことができるでしょう。15以上
ブリーチを入れた明るさです。そのままですと、下手するとヤンキーっぽい金髪に(汗)。でもアッシュで仕上げると、ファッションの一部として効果的なアイテムとなるでしょう。はっきりとしたグレー、赤系、またブルーなど様々に入れて、インナーカラーなども試してみてはどうでしょう。
アッシュのお手入れ
シャンプーで色は落ちていく
アッシュの色落ちはシャンプーによる部分が大半です。ですので、シャンプーは洗浄効果の高いものではなく、美容室に相談するのも良いですね。また、髪を洗うときは、なるべく根本を洗うようにして、髪の毛自体はあまりこすらないなどのケアがよいのではないでしょうか。アッシュは熱に弱い
これもアッシュの特徴で、熱に弱い性質を持っています。ドライヤーやコテなどで色落ちが加速しますので、熱から髪を守るトリートメントは必須といえるかもしれません。