風俗店で働ける年齢は何歳から？

「風俗店で働いてみたいけどけど高校生でも働けるのかな？」という問い合わせをたまに頂きます。風俗は働ける年齢が法律でがっちり決まっています。

しかしそれが18歳未満か20歳未満なのかなど、はっきりと分かっていない方が割といます。今回は法律に基づいた正しい知識を覚えるということで、風俗で働ける年齢に焦点を当ててお話させて頂きます。

風俗で働ける年齢は？

風俗営業を営む人は、18歳未満の者に「接待」という行為を行わせることはできません。18歳未満に接待させると、行政処分の他に、1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金又はこれの併科という重い罰則が待ち受けています。

ということで18歳未満は風俗で働く事ができません。そして18歳の誕生日を過ぎていたとしても高校生もNGです。

これはとても大事なことなので覚えておきましょう。

身分証確認は必須

風俗の優良店は必ず面接時、身分証明できるものの提出を求めてきます。これはあなたの身元を確認するためというより、年齢確認の意味合いの方が強いでしょう。

未成年を違法な状態で働かせるというのは店にとってそれだけマイナスなことなのです。年齢を知らなかったという言い訳も通用しません。当然ですね。

未成年の違法雇用がバレたら…

まず、先ほど書いたように、懲役もしくは罰金が科されます。それだけではありません。警察発表からのテレビ、新聞報道により経営者の実名も世間にさらされます。

今後の店の営業はもちろん出来ませんし、まともな職業に就くことも難しくなります。

ここで疑問が一つ沸きます。

働いてる未成年はお咎めなしなのか。

もちろん、そうではありません。

警察からとても細かい事情聴取を受けることになります。親、学校へも連絡がいきます。逮捕され裁判にかけられることはありませんが、少年法で処罰を受ける事はありえます。そして、本当に気が滅入るようなことも聞かれます。面倒くさいというレベルを大幅に超えて大変な思いをするということは覚えておきましょう。

ソープランドは20歳以上？

風営法はあくまで１８歳以上であれば風俗関係の仕事もOKとなってますが、なんと、ただ一つ例外があります。

ソープランドです。

例えば東京にあるソープランドは全て20歳以上でなければ働く事ができません。これはお店の自主規制や地域の協会の決まりによって、そうなっています。どうしても18歳でソープランドで働きたい場合は、規制の無い地域を探す必要があります。

18歳以上OKの落とし穴

晴れて18歳の誕生日を迎え、高校を卒業するといよいよ風俗業界でも働けるようになります。ただ、キャバクラや風俗、ガールズバーではある規制がまだ残るのです。

それは飲酒です。

夜の仕事はお酒とは切っても切り離せないくらい、なくてはならないものです。しかし未成年は飲酒NG。20歳の誕生日を迎えるその日まで、例えお客さんに勧められたとしてもお酒を飲んではいけません。未成年者飲酒禁止法という法律で定められています。

同じ理由でタバコもNGです。

未成年が飲酒したらどうなるの？

法律では未成年個人を処罰することはありません。しかし未成年者の代わりに大人が処罰されます。未成年者に酒を勧めることはもちろん、販売する事も禁止されているのです。これももちろん未成年者だとは知らなかったという理由で無罪放免になるほど甘くはありません。

そしてこちらも未成年者本人がお咎めなしとはなりません。警察に補導されますし、学生であれば学校に連絡され、停学などの処分を受けることになります。また酩酊状態で他の犯罪(暴行傷害，窃盗，わいせつ罪など)に及んだ場合は，もちろんその犯罪を理由に逮捕されることになります。お酒に酔っていたなどという方便は通用しません。

後々面倒なことになるので、風俗の仕事をしたとしても、お酒を勧められたらきっぱり断りましょう。