朝と夜で変えるべき?スキンケアの役割と使い分け

朝と夜で変えるべき?スキンケアの役割と使い分け

2025/07/15
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毎日のスキンケア、なんとなく「いつも通り」のステップを繰り返していませんか?

実は、朝と夜のスキンケアはまったく同じで良いわけではありません。

時間帯によって肌の状態も求められる役割も異なるからです。

朝は「これから受けるダメージを防ぐケア」、夜は「一日の疲れをリセットして整えるケア」。

今回は、朝と夜のスキンケアの違いと、それぞれに適した使い分けのコツをご紹介します。

朝晩スキンケア 基礎化粧品

朝のスキンケアは“守る”ケア

朝の肌状態とは?

朝起きたときの肌は、寝ている間に分泌された皮脂や汗でやや汚れた状態にあります。

寝具との摩擦や寝汗もあり、見えない汚れが意外とついているもの。

だからこそ、まずはマイルドな洗顔でやさしく肌を整えることが大切です。

“バリアをつくる”保湿ケア

洗顔後は、化粧水や乳液で肌の水分と油分のバランスを整えることが重要です。

このときのアイテムは、軽やかでなじみやすいテクスチャーのものを選ぶと、メイク前でもべたつかず快適です。

朝の主役は「紫外線対策」

そして何よりも欠かせないのが紫外線対策。

日焼け止めはもちろん、UVカット機能のある下地やファンデーションを取り入れれば、日中の光老化リスクをしっかり軽減できます。

紫外線は、シミ・しわ・たるみの主な原因。

朝のスキンケアは、「守りの準備」と考えると、目的がはっきりしてきます。

朝晩スキンケア UVケア

 

夜のスキンケアは“整える・補う”ケア

夜は肌の回復タイム

夜は、肌が日中に受けたダメージを修復し、健康な状態に戻すための「リカバリータイム」です。

このタイミングで行うスキンケアは、朝とは違い、深い保湿と栄養補給がテーマになります。

朝晩スキンケア ナイトケア

 

クレンジングと洗顔でリセット

まず欠かせないのが、クレンジングと洗顔によるリセット。

メイクや皮脂、排気ガス、ホコリなどをしっかり落とすことで、後に使うアイテムの浸透力も格段に高まります

アイテム選びは肌質に合わせて。

乾燥肌にはミルクタイプ、しっかり落としたい日はオイルやバームタイプも有効です。

肌悩みに応じたアイテム選び

洗顔後は、化粧水や美容液、クリームを使って肌を補修・保湿します。

夜は肌のターンオーバーが活発になり、美容成分が働きやすい時間帯なので、美容成分を含むアイテムを積極的に取り入れたいところ。

乾燥・くすみ・毛穴・エイジングなど、それぞれの悩みに応じた機能性コスメを選び、丁寧に肌に届けましょう。

スペシャルケアで差をつける

さらに、週に1〜2回のパックやピーリングなどのスペシャルケアを取り入れるのもおすすめ。

日々のケアに少しだけプラスすることで、肌の調子が安定しやすくなります。

朝晩スキンケア パック

時間帯に合わせたケアで肌は変わる

すべてを変える必要はない

朝と夜ですべてのスキンケアを分ける必要はありません。

大切なのは、「肌の状態に合わせて目的を意識すること」

たとえば、朝は軽めの保湿でメイク崩れを防ぐ、夜は濃密な保湿で修復を促すといった使い分けだけでも、肌の応え方は変わってきます。

肌の声に耳を傾けて

さらに、肌は季節や体調、年齢、生活習慣によって常に変化するもの。

朝に乾燥が気になる日もあれば、夜にごわつきや毛穴の開きを感じることも。

そんな“今の肌”の声を聞きながら、スキンケアを調整していくことも美肌への近道です。

 

終わりに

スキンケアは単なるルーティンではなく、肌をいたわる「対話」の時間です。

朝は守り、夜は整える。

このリズムを意識することで、肌はより健やかに、より美しく変わっていきます。

現在のケアの方法を見直して、朝と夜それぞれに合ったアプローチを考えてみてはいかがでしょうか?

日々の小さな工夫が、肌の変化を引き出し、今よりもっと心地よくスキンケアと向き合えるきっかけになるはずです。

この記事のライター

mita

mita

大阪在住、28歳のビガーネット編集部員。 広報担当。街中の話題の情報をキャッチするのが得意。趣味は...