風俗には色んなタイプのお客さんが来店します。おしゃべりな人、無口なタイプ、笑いのポイントが少しずれている方。どんなお客さんが相手でも楽しいお話ができるようになることが、人気嬢となるために必要な要素ですが、始めから誰でもそれが出来るほど簡単なものではありません。
ここでは会話に困ったときにうまく切り抜けるための話術を紹介します。会話には絶対の自信があるという方も知っておいて損はない情報ですよ♪
「あなたはどう?」と聞き返す
会話の基本は言葉のキャッチボールです。まずはどんなに口下手な女性でもすぐに実践できる基本的な話術をお伝えします。
「自分から話かけて相手が不機嫌になったらどうしよう…」と不安なときは、聞かれたことを相手に問いなおしてみてください。
「好きな音楽とかあるの?」と聞かれたら「サザンオールスターズが好きです」だけでは会話が終わってしまいます。「私はサザンが好きですあなたは?」と聞き返してみましょう。人間は自分が聞かれてほしいことを相手に質問する傾向があります。仮に音楽の話を振られたとしたら、相手は音楽好きである可能性が高いとみていいでしょう。
そうしたらしめたものです。「サザンは俺も好きだよ。勝手にシンドバッドが一番好きかな」などと話が無限に弾みます。
ここまできたら相手の好きなものに話を合わせていきましょう。気をつけたいのが、サザンの話で盛り上がっているのにまったく趣味が合わなそうなアーティストの話題を出すことです。
「サザンもいいけどマリリン・マンソンも良いですよー」とあなたが薦めても、ジャンルが違いすぎるとお客様は冷めてしまうかもしれません。会話の流れは大切にしましょう。
5W1Hを意識する
初めて聞く用語でしょうか。テレビのリポーターなどが取材する際、必ずと言っていいほど意識しているものです。
質問する内容に対して5W1H「When(時間)いつ、Where(場所)どこで、Who(主体)だれが、What(物・行動)何を、Why(理由)なぜ、How(手段)どのように」を意識してみましょう。
お客様が「おいしいパン屋に行ってきたよ」と言ったとします。5W1Hの順番通りに、行ったのは何月ごろ?、お店はどこにあるの?、一人で行ったの?、なぜそこのパン屋に行ったの?、電車で行ったの?とバリエーション豊かな質問が瞬時に思いつきます。
5W1Hで質問をすると情報の過不足にも気づきやすくなります。そしてこれらは誰もが抱く一般的な疑問ですので質問に違和感がありません。ただ突っ込みすぎるのは要注意。特に「Who・誰と行ったの?」「Why・何故行ったの?」という部分は聞きすぎ注意です。踏み込まれたくない領域がある人もいるからです。ただ軽く聞くぐらいはOKです。
お客さんをほめる
話す事に困ったときは、変な話題を持ち出すより、お客さんのことをほめまくる方が好印象に繋がります。
身体のパーツを褒めると好感度アップです。「二の腕すごい筋肉だね」「指すごいきれい」「頼りがいのある背中ですね、私好きですよ」とひたすら連呼します。そしてそこに自分の好みですという意思がしっかりと相手に伝わるように話しましょう。
しかしお客さんによっては「ほめるところがない…」という方もときにはいるでしょう。そんなときは仕草を褒めてください。「笑顔が可愛いね」「今の目つき○○君(芸能人の名前)に似てる」「歩き方がカッコいいね」などなんでもいいのです。似てる、可愛いというのはあなたの主観なので周りの意見に惑わされることはありません。どんどん使っていきましょう。
エッチなことは好きと聞かれた場合
世間話から始まり、質問は徐々にディープなものになっていくときがあります。「エッチ好き?」と聞かれたら心底嫌いでない場合「好きです」と即答しましょう。
もし嫌いだった場合は「嫌い」と言ってはいけません。これは会話の基本なのですが、否定は相手を傷つけるので極力避けましょう。「まだ勉強中なのですが、一生懸命サービスしますね」「頑張りますね」と答えた方が印象は格段に良いです。
彼氏の有無を聞かれたら
「今はいないかな」との返答が望ましいです。正直に「彼氏はいる」と答えると、一気にお客さんのテンションが下がってしまいます。
しかし危険も伴います。お客さんが彼氏に立候補してくるケースも多々あります。ここからどうやって希望を抱かせたままやんわり断るかが、テクニックとなります。
「昔、ひどい振られ方をしてから恋愛が怖いの」などといいながら、うまくはぐらかすのがいいかもしれません。
政治・宗教・スポーツの話は要注意
これらの共通点は狂信的ともいうべき信者が存在するということ。よく知りもしないのに間違った意見を言ったら大変なことになるので、愛想笑いで切り抜けることが大事です。
スポーツについても同様で、もしも巨人ファンだと公言したら阪神ファンのお客さんは離れていく…という可能性が大いにあるのです。
まとめ
相手のことを否定しない、よく知らない話題に首を突っ込まない、愛想良く振舞うということが最低限大事なことです。接客というものはとても奥が深いです。お客さんごとに適した対応を見つけるようにしましょう。