風俗でもある? SNSトラブルについて

風俗でもある? SNSトラブルについて

2019/11/28
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フェイスブック、ツイッター、ライン、インスタグラム…。昨今はSNS全盛期!1人で複数のサービスを利用しているなんてのはもはや当たり前で、一つも知らないと言う人はまずいないと言っていいでしょう。

SNSはそれくらい生活に見事に浸透したと言えますが、その反面トラブルも増えています。

世の中が便利になるとメリットも増えるけどデメリットも増える。世の常ですね。今回は風俗でも私生活でも考えられるSNSトラブルについて解説します。

事前に知識を蓄え、被害を未然に防ぎましょう。

SNSとは

SNSとは、「Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の略称。ネットを通じて、場所にとらわれず利用者同士のコミュニケーションを実現します。

同じ趣味や出身校、居住エリアなど利用者同士の共通点をもとにしたコミュニケーションも可能。多くのSNSは自分専用の情報発信スペースを持つことができ、自分の情報の開示や発信を行ってユーザー同士の交流につなげられます。

SNSの歴史

SNSはいつから存在していたのでしょうか。ネットは1995年頃から一般に使われはじめました。その頃のインターネットの利用は、電子メールやホームページの閲覧が中心、1996年には「みゆきネット」という会員制サービスが登場しました。SNSの走りとも言える存在です。

少し後になりますが、今も多くの人に知られている掲示板「2ちゃんねる(5ちゃんねる)」もサービスを開始しました。インターネット黎明期のユーザー間コミュニケーションとして、掲示板が最もポピュラーでした。不特定多数の人の考えを知り、意見をすることができました。ネットはまだ建物の中で行うものでした。

掲示板は「2ちゃん」のような大きなサービスもありましたが、ホームページに電子掲示板(BBS)を設置しているケースが多く、小規模なものも多数利用されていました。インターネット上のコミュニケーションマナーが問題視される一面もありながら、自由なコミュニケーションという角度から現在のSNSの土台を作った存在とも言えるでしょう。

2000年代になるとブログが多く見られるようになりました。個人ブログへのコメントによる自由な交流は、電子掲示板よりもさらに細やかに個人に合った利用が可能でした。招待がないと参加できない「mixi」(のちに招待制は撤廃)、「GREE」というSNSが次々に登場したのです。

SNSならではのコミュニケーションの世界観に多くのユーザーが魅せられました。アメーバブログからスタートし、アバターやゲームなどSNSの楽しみ方を拡げたサイバーエージェントの「Ameba」もセンセーショナルな存在でした。

SNSにゲームを盛り込み、ユーザーコミュニケーションのエンターテイメント性を高める動きも目立っていた時代でもあります。また、動画SNSも流行しました。

そして2010年代はスマートフォン時代の幕開け。iPhoneの発売もスマートフォンの普及に拍車をかけ、2008年に日本に上陸していたTwitterやFacebookもユーザーが増加しました。

総務省が発表した平成29年度情報通信白書によると、2012年には代表的なSNSの利用率が41.4%でしたが、2013年に53.0%、2014年に62.3%、2015年に66.5%、2016年に71.2%と大きく上昇の動きを見せました。ここで紹介したデータは全世代を対象にしたものですが、年代別にフォーカスすると20代のユーザーは2016年には97.7%の利用率を誇ります。まさにスマートフォンの中にSNSのアプリがインストールされているのは当たり前と言える状況です。

SNSトラブル

スマートフォンの普及とともにSNSが浸透。これによりあるトラブルが急増します。

最も深刻なのが個人情報を勝手に晒されるケースです。

例えばLINEであれば相手とどのようなメッセージのやり取りをしたか画面に分かるように表示されるので一瞬で分かります。しかもほとんどの人が本名でやり取りをしているので、悪意ある第三者の手に情報が渡ると、一瞬で広まります。

風俗でも、携帯の画面をつけっぱなしのまま持ち場を離れたときに、携帯の中身を撮られ拡散されたというトラブル報告が後を絶ちません。

また手軽に写真を送れるため、よく考えずに自撮り写真を送り、トラブルになるというケースも多々あります。

裸の写真を撮られ、送られるケースもあります。昔であれば携帯カメラの感度は暗闇撮影に対応していないため、被害も今ほど多くはありませんでした。しかし昨今のカメラはかなり高画質なため、薄暗い所で撮られたものでもくっきりと写ってしまいます。

まとめ

SNSの投稿は何年後も残るということを忘れてはいけません。まずは携帯にしっかりとロックをかける。そして安易な投稿は控えましょう。他人が自分に携帯を向けたときも盗撮されている可能性があるので要注意です。

この記事のライター

mita

mita

大阪在住、28歳のビガーネット編集部員。 広報担当。街中の話題の情報をキャッチするのが得意。趣味は...