新型コロナウイルスへの素朴な疑問について

新型コロナウイルスへの素朴な疑問について

2020/10/30
485 views

新型コロナウイルスが猛威をふるいはじめ、9か月が経とうとしています。大阪の感染者が150人を超えたというニュースが先日あったばかり「一体いつまでコロナは続くの?」と皆さんうんざりしてきたころだと思われます。

世界ではワクチン開発が急ピッチで進められていますが、未だに完成したというニュースは入っていません。日本でも大阪の大学と企業が中心となり、コロナのワクチン開発に取り組んでいますが、早期に作れそうにはないことが分かり、その企業の株価は大幅に暴落しました。

ヨーロッパでは第三波が来たと言われており、再び感染拡大しつつあります。この流れがアメリカ、そして日本に来るとなると大変なことです。しかし、幸いなことに日本の感染者は世界的に見ても高止まりしており、当初言われていたほど死者数は増えていません。

withコロナの言葉が定着してきました。日本を含め世界はしばらくコロナウイルスの感染に気をつけながら日常生活を送るということを余儀なくされるでしょう。

そこで今回は新型コロナウイルスについてのよくある質問に対する答えを用意致しました。参考程度に見て頂ければ幸いです。

新型コロナはアルコールに弱い?

新型コロナウイルスが流行ってからというもの、ウイルス除菌関連の製品が飛ぶように売れています。しかし除菌といってもどの製品でもいいかといえばそうではありません。例えばノンアルコールの除菌製品はウイルスへの殺菌作用がないので、効果がないと言われています。

新型コロナはアルコールには弱いと言われています。除菌製品を買うときはノンアルコールではなく、アルコール濃度が高い製品を選びましょう。

外出はNG?

ニュースでは日々、新型コロナの新規感染者数について報道されています。毎日何百人と感染者が増えている報道を見ると、外出する気もおきなくなります。しかし、実際には外出しないことが一番の対策になることはその通りです。コロナウイルスは花粉のように風にのって、されで感染する確率は極めて低いと言われています。どうしてもコロナにかかりたくないのならば、引きこもることで簡単に防げます。

しかし、ここまで長期の戦いになってくれば、普通に考えてずっと室内に引きこもるということはニート適性がない人には不可能なことです。

そのためコロナを100%防ぐことはできないけれど、不要不急の外出はしない、人混みを避ける、マスクをするのこの3つを守って行動すれば、確率はかなり減らすことができます。毎日のコロナ関連のニュースをきちんとチェックし、クラスターが発生した場所には近づかないようにしましょう。

至近距離の会話について

スーパーなどに行くと偶然知り合いに出くわし、ついマスク姿ではあるが立ち話をしてしまった。という経験が誰しもあると思います。短時間の会話であれば新型コロナに罹る心配はないのでしょうか。

まず勘違いしないでほしいのですが、マスクそのものに感染予防効果はないと言われています。理由はコロナウイルスの大きさが、マスクの網目よりも小さいためです。しかしマスクが無意味かというとそういうことはありません。マスクは飛沫を防いでくれるので、相手への感染を防ぐ効果があるとされています。感染拡大には役立っているのです。もちろんマスクでの予防効果もまったくのゼロとまではさすがに言い切れません。ただ効果がかなり薄いということです。

相手が感染者であった場合でも実はきちんとマスクをしていれば、感染効果は軽減されると言われています。ただし激しくせき込んでいた場合はこの限りではありません。

心配であればしっかりとマスクをしたうえで距離をとり、手短に話を済ませましょう。

病院に行ってはだめなのか

新型コロナウイルスの流行により病院の収入が激減したと言われています。小児科、産婦人科などは著しく来院数が減ったそうです。確かに普通の風邪や不要不急の通院を控えたほうが良いのは言うまでもありません。

しかし、体に何かしらの異変がある場合、病院への通院を控えるのは得策とはいえません。新型コロナよりも恐ろしい病にかかっている可能性がないとも言えないからです。

例えば予防接種も積極的に行くようにしたほうがよいでしょう。インフルエンザにかかり重症化するほうがコロナより恐ろしい場合もあります。マスクと手洗いを徹底し、スケジュール通りに予防接種を受けるようにしましょう。

この夏は例年よりマスクをしている人が増えました。炎天下でのマスクは熱中症の危険があります。しかし、実際にはコロナ恐れるあまり、特に密となっていない場所でも暑い中、マスクをし続けている人を大勢見かけました。

当たり前のことですが、コロナを恐れるあまり熱中症になって命を落としたら元も子もありません。適切な判断が求められているのです。

まとめ

新型コロナウイルスは恐ろしいウイルスですが、過度に怖がりすぎるのも問題です。自治体や医療機関に相談するなどし、適切な対策をとりながら生活するようにしましょう。

この記事のライター

アイ

アイ

...