「落とすケア」の見直しで肌が変わる!クレンジングの正解とは?

「落とすケア」の見直しで肌が変わる!クレンジングの正解とは?

2025/05/27
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スキンケアと聞くと、化粧水や美容液など「与えるケア」に意識が向きがちです。

しかし、実は肌の状態を左右する鍵は「落とすケア」、つまりクレンジングにあります。

メイクをしっかり落としているつもりでも、肌荒れやくすみ、毛穴トラブルに悩まされているなら、一度クレンジングを見直してみる価値があります。

クレンジング 絞り出す

クレンジングが肌質を変える?

クレンジングは、単なるメイク落としではありません。

1日の終わりに肌に残ったメイク、皮脂、汗、ホコリ、PM2.5などの汚れを取り除く重要なステップです。

これらが肌に残っていると、酸化して毛穴詰まりやくすみ、ニキビの原因になります。

また、クレンジングが適切でないと肌のバリア機能が低下し、乾燥や炎症が起こりやすくなることも。

特に乾燥肌・敏感肌の人は、刺激の強いクレンジングを毎日使うことで、慢性的なトラブルにつながっているケースもあります。

肌トラブルが続くと「スキンケアが合っていないのかな?」と感じる人が多いですが、実はクレンジングの見直しこそが改善のカギになるのです。

クレンジング 笑顔

  

自分に合ったクレンジング、選べていますか?

クレンジングにはさまざまなタイプがありますが、肌質やメイクの濃さによって向き・不向きがあります。

以下に代表的なクレンジングの特徴をまとめてみましょう。

オイルタイプ

洗浄力が非常に高く、濃いメイクやウォータープルーフにも対応可能。

ただし、肌が乾燥しやすい人や敏感肌の人には刺激が強すぎることも。

おすすめの人:しっかりメイクをする人、メイクが落ちにくいと感じている人

 

ミルク・クリームタイプ

肌への刺激が少なく、保湿力もあるため乾燥肌や敏感肌におすすめ。

ただし、洗浄力はやや弱めで、濃いメイクには不向き。

おすすめの人:ナチュラルメイク派、乾燥肌・敏感肌の人

バームタイプ

体温でとろけるように変化し、オイルのようにメイクを溶かしながら洗い流すタイプ。

オイルほど刺激が強くなく、ミルクよりも洗浄力がある中間的存在。

おすすめの人:程よい洗浄力と保湿感の両立を求める人

クレンジング バーム

ジェルタイプ

水ベースでさっぱりした使用感。

油分が少ないため、ニキビ肌の人にも人気

ただし、成分によっては洗浄力が足りないこともあるので要注意。

おすすめの人:混合肌〜脂性肌、皮脂詰まりが気になる人

クレンジングのやり方にも要注意

  • ゴシゴシこすらない
    摩擦は肌への大敵。
    指の腹でやさしく円を描くようになじませるのが基本です。

  • 乾いた手で使うタイプに注意
    オイルやバームタイプは「乾いた手&顔」で使用するのが基本。
    水が混ざると洗浄力が弱まります。

  • クレンジングは1分以内で済ませる
    長時間肌の上にのせると必要な皮脂まで奪ってしまいます。
    素早く、丁寧にが鉄則。

  • ぬるま湯でしっかり乳化&洗い流す
    特にオイルタイプは、しっかり乳化(水と混ぜて白くする)してから洗い流すことで、毛穴残りを防げます。
クレンジング 実践
 

ダブル洗顔不要タイプって実際どう?

最近よく見かける、ダブル洗顔不要のクレンジング。

これは、クレンジングのあとに洗顔料を使わなくてもよいというものです。

肌への負担が減るので、乾燥肌や敏感肌の人には◎

ただし、皮脂分泌が多い人や、日中外出が多い人は、朝に洗顔料でしっかりリセットするのがおすすめです。

季節や肌の状態によって使い分けましょう。

今日からできるクレンジング見直し習慣

美肌づくりの第一歩ともいえるクレンジング。

見直すときのコツは、日々の変化に合わせて柔軟に対応することです。

たとえば、しっかりメイクの日とナチュラルメイクの日では、同じクレンジングを使わず、オイルやバーム、ミルクタイプなどを使い分け、肌への負担を軽減させましょう

また、クレンジングの後は、つっぱりや乾燥、赤みが出ていないかなど、肌の反応をさりげなくチェックしてみてください

違和感があれば、使用量やアイテム自体を見直すサインかもしれません。

さらに、肌は季節やホルモンバランスによって日々変化しています。

乾燥しやすい冬や、生理前の敏感な時期などは、肌にやさしいタイプへ切り替えるなど、そのときどきの状態に合わせた選択が大切です

そして何より、クレンジングは毎日肌に触れるものだからこそ、成分や使用感にこだわって少し良いものを選ぶことが、未来の肌に大きな違いをもたらします。

終わりに

「落とすケア」は、肌を守り、整えるための攻めの第一ステップです。

美肌を目指すうえで欠かせない基本だからこそ、アイテムの選び方や使い方に気を配りたいもの。

肌のコンディションが不安定だと感じている方は、まずクレンジングから見直してみてはいかがでしょうか?

「落とす」ことにこだわるだけで、驚くほど肌は変わっていきます。

この記事のライター

mita

mita

大阪在住、28歳のビガーネット編集部員。 広報担当。街中の話題の情報をキャッチするのが得意。趣味は...