キャバクラにおける罰金制度について調査してみました

キャバクラにおける罰金制度について調査してみました

2019/08/19
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キャバクラにおいて、よく言われる罰金制度ならびにノルマ制度。キャバクラ自体高い時給で働けて華やかなイメージがあるかもしれません。しかしその一方で、罰金制度ならびにノルマ制度に関して多くのキャバクラで働く女性が悩みを抱えていると思います。2回にわけて罰金制度ならびにノルマ制度について紹介していきましょう。1回目は罰金制度編です。

キャバクラの罰金制度とは?

キャバクラにおいての罰金制度とは、従業員の出勤を確保する目的があります。よく来るお客さんがお気に入りの女の子を指名して、その女の子が出勤しない場合お客さんが来なくなってそれに伴い売り上げが上がらなくなってしまいます。

プロ野球のオフシーズン11月終わり頃から12月にかけて12球団各球団の契約更改でよくニュースになるインセンティブ払い(プロ野球ではよく出来高払いとして言われます)というのがあります。

ピッチャーの場合なら先発投手なら勝利数や防御率、奪三振数など、リリーフ投手ならセーブ数やホールド数など、バッターの場合は打率、ホームラン、打点、盗塁などにおいて目標の結果ならびにそれ以上の結果を残した場合球団からインセンティブとして支払われます。

キャバクラにおいては出勤数にあわせてそのようなインセンティブ払いをしているお店は残念ながら多くはありません。むしろ、ペナルティを与える名目で罰金制度を設けているお店が多くなっています。具体的にどのようなケースで罰金が発生するかピックアップしていきましょう。

遅刻・欠勤における罰金

遅刻・欠勤の場合ですが、遅刻すると〇〇分につき〇〇円といった形で罰金が発生する形のお店が多くなっています。(具体的な金額や何分単位なのかは各店舗によって異なります)

1回目から罰金をとるお店もあれば、常習的に遅刻すると罰金をとるお店もあります。もっとも事前に連絡(Wワークの場合は昼の仕事が遅れる場合や、電車・バス通勤の場合電車やバスの遅延に伴う場合)しておけば免除されるお店もあります。

欠勤に関してですが、無断欠勤・当日欠勤が対象です。

無断欠勤の場合読んで字の如くですが、お店に連絡せず欠勤することです。この場合かなり高額な罰金を取るお店もありますし、お店のスタッフからの信頼を失ってしまう恐れもあります。

当日欠勤ですが、こちらの場合は連絡しての欠勤です。連絡しての欠勤の場合でも、当日○○時までに欠勤連絡があれば免除するお店もあれば、日付変わる前にシフトの変更を伝えないとダメというお店もあります。

当日風邪などの体調不良によって欠勤する場合ですが、診断書を添えてお店に提出した場合は罰金が免除される場合があります。キャバクラの場合は夜中心の生活になり、昼夜逆転の生活になってしまいます。それで体調を崩して欠勤に繋がることもあります。

ミーティング欠勤に伴う罰金

お店によっては、開店前や月1回お店全体でミーティング(内容としましては、月のキャストの結果などを報告するなどがあります)を開くことがありますが、それを休んだ場合に罰金を徴収されるお店があります。予め連絡をしておけば免除されるお店もあるのですが、その一方で、連絡の有無に関わらず罰金を徴収するお店も中にはあります。

開店前のケースだとWワークしている人は参加するのが厳しくなりますので、そこで罰金払ってしまった場合、本来ならWワークで稼ぎたいところを逆に働く意味がなくなってしまいます。

同伴罰金

これは同伴システムがある店限定ですが、月に何回同伴するかによって、その回数を守れなかった場合に生じる罰金です。ごく稀にそういうお店があるのですがなるだけそういうお店は選ばないようにしましょう。

傾向として高時給が出るキャバクラならびにクラブとかがこういうシステムを採用している場合があります。

売上罰金

キャバクラにおいては分配率というのが予め定められていますが、その分配率が100%を越えた場合に生じる罰金です。

分配率は1ヶ月のお給料÷売上×100で計算され、場合によっては高額な罰金を支払わされる羽目になります。さらにその100%を超えると、バックがもらえなくなる恐れもあります。

ノーセット罰金

一部のキャバクラでは、ヘアセットを課すお店もあり、それを怠ったときに罰金が発生します。他にもストッキングをはいていない場合の罰金が科されるケースもあります。

罰金が発生した場合支払う義務があるか?

ここまで、罰金が発生する様々なケースを紹介してきましたが、実際払う必要があるのでしょうか?答えから言いますと決して払う必要はありません。そもそも使用者側も、遅刻や早退・欠勤などで時間が欠けた場合その労働していない時間分の賃金を払う必要はないですからね。

加えてペナルティとして、遅刻したからその日は給料さらにカットとか、無断欠勤したからその日の賃金を請求するなどと言った形は認められませんし、違法になります。

仕事をする上で予め契約を交わす際に罰金などの違約金を定めて損害賠償額を予定する契約をしてはいけない規定があります。労働基準法における第16条でですが。その労働基準法に違反する罰金を支払ってしまった場合は取り戻すことが可能です。

但し、無断欠勤した場合お店に損害が発生するケースもありますが、その場合はお店から請求された場合一定の範囲内なら損害賠償を認められる場合もあります。

いざ罰金を請求されてしまったり、支払ってしまった場合は?

前述通り罰金に関して支払い拒否することできますし、支払った金額も取り戻すことはできます。

但しその一方で、いざそれをお店側に求めるとお店から強く請求されたり、支払わない場合は解雇するなどと迫られ泣く泣く支払ってしまったり、本来はもっと請求したいところだが我慢しているということを言われ、交渉に応じようとしないお店も多くなっています。もちろん支払いは拒否され、返金もされないことが多々です。

労働問題とかでもよく労働者が使用者と交渉するケースがありますが、多くはその会社に勤務しながらではなく退職後に交渉するケースになってます。今のお店に勤務しながら交渉することは非常に困難になっています。(これはどの業界であっても関係ありません)

勤務しながらである場合は、本人自らの交渉ではなく弁護士など専門家の方と協議しながら進めるのが得策でしょう。お店側と言った言わないの水掛け論になってしまうこともあるので、メールならびにLINEなどのやりとりや、電話やお店での会話のICレコーダーなど使った録音も必要でしょう。但し、その場合お店を辞めること覚悟の上になってしまいますが。

ただ、いざ仕事を失うとなると声をあげにくい現状があるのも事実です。違法なルールを排除していく上では働いている女の子たちが声をあげていける環境の構築が必要じゃないかと思います。

(まとめ)罰金についての考察

以上、罰金に関する一通りの内容と、支払う義務あるかないか、そして支払った場合のことを記載させて頂きましたが、キャバクラ自体華やかな世界に見えます。

かつてテレビ朝日系のドラマでキャバクラを題材にしたドラマ(もともとは漫画の実写版ですが)「黒服物語」が放送されていたこともありました。

それで華やかなイメージを持った方も多いですが、その一方でお店は前述しましたが夜の仕事が多く精神的負担や、女の子同士の争い、馴染みのお客さんとの繋がりなどの個別営業など非常にストレスが貯まりやすい仕事だとも言えます。

ストレスから体調不良⇒欠勤などに繋がってしまう精神的に厳しい仕事だとも言えます。お店からの縛りも想像以上ですし、罰金も欠勤関係に限らず、たくさんの種類がある現状です。

入る前に、予めお店との契約規定を確認した上で、怪しいと感じた場合は働かなかったり、入っても理不尽な状況を感じたときは、常にしかるべき措置をとることができるように動ける準備をしておくことも重要でしょう。

ただ無断欠勤に関しては、キャバクラが負担大きい仕事とはいえども一般企業においてもふさわしくないことなのでしないことが大切だと思います。(もっとも一般企業の場合は、罰金を徴収することではなくその日働かなかった分を給料に反映しないだけですが)

俗に「ホウレンソウ」と呼ばれる報告・連絡・相談はしっかりした上で、それでも罰金請求などあった場合は動ける準備をしておきましょう。

こうしてみるとキャバクラは非常に覚悟がいる仕事となります。これに関して覚悟をもって働くならそれは全然問題ないです(但し働く前にある程度お店の下調べをしておくことをオススメします)。

その一方で罰金などストレスに悩まされることなく働きたい、自分のペースで邪魔させることなく働きたい、気持ちよく働きたいという方のために、キャバクラの仕事にソフトタッチ(おさわり)やキスの要素などが加わりますがツーショットキャバクラ(セクキャバ)系のお店をオススメします。

現在ビガーネットで掲載中のツーショットキャバクラ系のお店に関しましては、キャバクラにあるような罰金制度を設けていないお店ばかりですので、安心して女性にとって働くことが可能です。そういう意味でも、キャバクラに比べると断然安全とも言えます。

そのビガーネット掲載中のツーショットキャバクラ系のお店を以下に掲載していますので詳しくはそこをご覧くださいませ。

⇒ツーショットキャバクラのお店はコチラ

また、ツーショットキャバクラ以外にも、風俗系のお店において罰金制度を設けていないお店がほとんどですので、これも安心して働くことができると言えます。

⇒3日で10万、1ヶ月で80万稼げるお店はコチラ

ビガーネットで自分にあったお店を検索してみましょう。きっとあなたにとっていいお店と巡り合えるかもしれませんよ。ストレスもなく気持ちよく働けるお店もいっぱいありますから、悩みを抱えることも自然と減ってくるでしょうね。

ノルマ制度に関しても記載しましたのでこちらも併せてご覧ください。

⇒ノルマ制度についてはコチラ

阪神タイガースを中心にプロ野球を年間20試合近く観戦している部員。最近では野球以外にもサッカーや大相撲の観戦も。

この記事のライター

torakichi

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はじめまして、ビガーネット編集部員です。 阪神タイガースを中心にプロ野球を年間20試合近く観戦して...