朝ごはんはきちんと食べていますか?朝ごはんを食べないと太ります!

朝ごはんはきちんと食べていますか?朝ごはんを食べないと太ります!

2017/11/07
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  皆さん、朝ごはんはきちんと食べていますか?忙しくてなかなか食べず、「ダイエットになるから」なんて思っている方もいらっしゃるでしょうか?実は、それが太る理由になるかもしれません。

朝ごはんが体内時計を調節してくれる

  実は私たちの身体は25時間で睡眠と覚醒が繰り返されています。しかし、1日は24時間なので、1時間ずつリズムがずれます。 そこで体内時計「朝日を浴びる事」で調整できる細胞と「食べる事」で調整できる細胞があります。この2つの動作を組み合わせる事で、身体は一日を活動する準備を始めます。

  朝ごはんをしっかり食べる事で腸が活発に働くようになるので、消化や吸収の手助けをしてくれます。

朝はエネルギーを消費しやすい

  同じ食事内容でも、食べる時間によって消費できるエネルギー量が違います。 朝は身体を目覚めさせるためにエネルギーをたくさん消費するので、しっかりと食べるほうが効率的に消費できるというわけです。 また、朝ごはんを食べると身体が代謝しやすくなり、1日のエネルギー消費量が多くなり、朝ごはんを食べなかった時より空腹を感じる事が増えます。それは食べたものを燃やせている証拠なのです。逆に、夜になると身体は休む準備を始めるため、エネルギーは消費されず脂肪に溜め込んでしまいます。朝食を抜くと新陳代謝が低下することで、基礎代謝量がダウンしますので、痩せにくく太りやすい体質へと変化してしまいます。

朝ごはんを食べる時間起きてから2時間以内

 

  健康な人でも朝ごはんを食べないと、頭がボーっとなったことはありませんか? この時、体内では脳や身体に必要な糖が届かず、低血糖状態になってしまいます。起きてから2時間以上経ってもごはんをまだ食べない状態であると、身体を動かすために筋肉を取り崩して糖を脳に送りはじめます。 筋肉が崩されてしまうと、体力や基礎代謝量が落ちます。せっかく食事制限をしても、エネルギーを消費するための筋肉がないとむしろ太ってしまう可能性が増えます。

ドカ食いの防止

 

  朝ご飯を食べないと昼食まで長い空腹時間が生まれ、昼食の食事量が増えてしまうことで、太りやすくなります。いくら朝食べないほうが空腹にならないとは言え、限界が来たときにドカ食いに走ってしまう危険が要注意です。

  朝と比べて昼や夜は消費しにくいので、ドカ食いして余ったエネルギーはそのまま脂肪として蓄えられることに間違いありません。

  そして夜いっぱい食べたことで朝お腹が空かず、また昼や夜にお腹が空いてドカ食いをして悪循環を繰り返してしまいます。

朝食抜きは便秘のリスクも

  朝食を食べることによって、消化によって体内の熱が上昇し、体内の胃腸の動きが活発になるため、腸に食物を入れ刺激することが便秘解消に繋がります。

しかし、朝食を食べずに腸内の刺激が無く、結果的に便秘になってしまう恐れもあります。

  朝は1日の体内リズムの中で、最も排泄が促される時間帯です。
朝に野菜や果物たっぷりのジュースや酵素ドリンクなどを飲んで水分をしっかり摂取することで、なかなか訪れなかったお通じが素早く訪れるようになります。便秘を解消するには水分が必要なので、便秘でお悩みの方はまずは水分を摂取することを心がけましょう。胃腸を刺激して、便秘の解消を促してあげましょう。

まとめ

  朝食べずにその他の食事も気をつけても、1日の総摂取カロリー量は減り、短期的には多少体重が落ちます。しかし、朝ご飯を抜くことで代謝が落ちてしまったり、便秘になったり…どんどんと痩せにくく太りやすい体質になってしまいます。そのうち朝を抜くだけでは痩せられなくなり、リバウンドしてしまう可能性が高いです。ずっとリバウンドもせずに綺麗なスタイルを維持したいであれば、朝食が欠かせません。

  高たんぱく食材を摂ることでその後のドカ食いを防止して、1日の総摂取カロリー量を抑えることができます。例えば、『卵』『納豆』『しらす』といった和食、洋食なら『チーズ』『ヨーグルト』などが手軽に摂れる食材です。

  朝食を抜くことで太ることはありませんが、脂肪がつきやすい体になる可能性があります。朝食を抜いてカロリー調整をするのではなく、三食をバランスよく摂ることが大切です。

この記事のライター

mita

mita

大阪在住、28歳のビガーネット編集部員。 広報担当。街中の話題の情報をキャッチするのが得意。趣味は...