「高身長でイケメン金持ち。私にだけ優しい王子様が現れないかなー♪」。
…ありもしない馬鹿げた話です。さすがに20歳以上になると、これがいかに非現実的願望なのかということが大方わかってきます。昔の、まだ10代だった頃の自分に言ってやりたい。「思っていても人前では絶対話すな!」と。今では立派な黒歴史。現実だけを見て生きてます。
「何の話だ…」と引いてしまったみなさん、こっちに戻ってきましょう。ここからが本題です。王子様やイケメン、好きな人は無理にしても男性から声を掛けられること、ありますよね。
好みのタイプならいいのですが、そうじゃない男性から声をかけられることもあります。断るにしても、上手に断らないと男性がストーカー化し、自分に危害が及ぶことがあるのです。双方が不幸にならないためにも、ある程度の知識を身につけておきましょう。
女性を誘う男性の心理
女性を誘うとき、男性の心理は主に次の2つです。
①その場限りの欲求を解消したい
②結婚も視野にもっと仲良くなりたい
男性の好きはとても単純です。男性は好みの女性を見ると、脳内で無意識のうち、2つのどれかに女性を当てはめます。見た目が好みなだけだと①、人間的魅力を感じる場合は②です。しかしながら初対面は身体目的でも、その後人間的魅力を感じ心から好きになることも多々あります。
そうではあっても女性は早くからこのことを理解し、男性の性質について学んでおく必要があります。欲求を解消したいだけという本能的な男性のほうが、女性慣れしていて、話も上手く賢い場合が多いのです。
誘いを断るには最初が肝心
男性から声をかけられるということはあなたは好かれているということです。ただそれが「ちょっと好き」か「本当に好き」なのかは見極めなければなりません。
なぜでしょうか。「ちょっと好き」の男性はうまくいけばラッキー、くらいにしか思っていません。ダメでもともとだと。そのためアプローチや行動も強引になりますし、失敗したら悪態をつきます。これが女性を危険にさらします。
「この男性と深い付き合いになるつもりはないな」。あなたがそう思ったら誘われてもしっかりとNGの意思表示をしましょう。男性から「今度どこか出掛けたいよね」と言われたら「そうですね。みんなで一緒に行きましょう」などと二人きりでは行きたくないアピールをきちんとするのです。
曖昧な返事は絶対NG
興味の無い男性から遊びに誘われた時、「また今度にしましょう」「今は難しいです」という曖昧な返事は危険です。何故かというと「今度ならいいんだ、ワンチャンあるぞ」とポジティブなイメージを持たせてしまいます。あなた的には断ったつもりが逆効果になりかねないのです。
ストーカー化する男性の心理
ナルシストで自己愛が強く、妄想逞しい人がストーカーになりやすいと言えます。曖昧な返事も曲解して変なふうに捉え、「あいつみんなの前では嫌がっているけど、心の底では俺のことが好きに違いない」という心理まで妄想を発展させます。
女性としては男性に過度な期待を持たせないよう、言動には細心の注意を払うべきです。必要であれば、その場で悪態をつかれそうだったとしてもきっぱり断る勇気も大事です。長い目で見ればそのほうが傷も浅くて済みます。
そして意外なことに、ストーカー化しやすいのは、あなたを深く愛してる男性ではなく、身体目的で近づいてくる男性のほうなのです。あなたのことが本当に好きなら、そもそもストーカー行為で辛い思いをさせませんし、仮に拒絶されたり振られたとしても、あなたの幸せを願えるはずです。
押しの強い男性の誘いを断る方法
…とはいってもです。いくら断ってもとんでもなくしつこい男性がいるのも事実。「こんなに誘ってくれてるんだから、相手にも悪いし、食事1回くらいはいいかな」と優しい女性ほど思ってしまいがち。しかしこれはやめるべきでしょう。何故ならこれこそが身体目的の男性の手口だからです。飛び込み営業と同じです。一度話を聞くと何回でも訪ねてきます。
やはりきっぱりと断ることが重要です。そして「可哀想」と思う必要もありません。身体目的の男性は「ダメで元々」と思っているので、断られても実はそんなにダメージはないのです。しかし実に演技派が多い。「俺はお前のことが好きなんだ!」と迫真の演技をされたら、こたつに入ってせんべいをボリボリ食べましょう。けれども実際にせんべいを食べる訳にもいかないので、聞いたふりして受け流せばいいのです。
まとめ
本命からは見向きもされないのに、好みじゃない男性からは妙にモテる。という友人がいます。モテるだけまだいいじゃんと思ってたのですが、実際は大変なんですね。
まとめると、興味のない誘いはきっぱりと断ることが、一番穏便な方法だといえます。