旅行シーズンの秋!航空券は格安航空会社LCCで探してみよう!

旅行シーズンの秋!航空券は格安航空会社LCCで探してみよう!

2018/08/30
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まだまだ熱い日本ですが、8月もついに終わり秋に向かってあれこれ何をしようか計画を考えている方も多いかと思います。夏のレジャーも楽しいですが、今から秋に向かってといえば、なんといっても旅行がいいですね!目的地は国内外あると思いますが、飛行機での移動は最近すっかり定着した格安航空会社LCCをお得に利用してみたい!そんな方も多いのではないでしょうか。では現在日本のLCCはどのような会社があるのでしょうか。

格安航空会社 LCCとは

格安航空会社は、ローコストキャリア(Low-cost carrier) 略して,LCCといわれる航空会社で、低価格での航空券提供を目的とし、サービスなどの簡素化によって、一般の航空会社の運賃よりも安価に航空券を手に入れることができる航空会社です。空港使用料を抑えるため、地方の空港に就航したりといったことも特徴といえるでしょう。格安航空会社のはじまりは意外に早く、レイカー航空が、企業本位の体質や、業界の状況を改革。大手航空会社の割引運賃よりもさらに割安な運賃を、1977年にロンドン-ニューヨークなどの路線に参入し、これが大きくブレイクしました。その後多くの格安航空会社が誕生し、年代によって価格競争による淘汰はありましたが、現在ではすっかり安くお得に旅をする手段として格安航空会社の利用が定着しています。

どんな格安航空会社があるの?

ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)

その名の通り桃色の機体がかわいい全日空の連結子会社の格安航空会社。就航開始2012年3月。関西を拠点に札幌(新千歳)、福岡に路線を開設し、現在那覇をハブに加えるなどで範囲を拡大しています。 他の格安航空会社にもありますが、座席指定料金が別、また受託手荷物料金が別などで、利用客の都合にあわせて選べる料金体系を採用。航空機は新しいものがほとんどできれいです。ただ、安さゆえに難点もあるのがLCCではありますが、関空利用の場合、移動がやや面倒な第2ターミナルの利用になるなど注意が必要です。遅延欠航はほとんどない模様。

ジェットスター・ジャパン(Jetstar Japan Co., Ltd)

オーストラリアの大手カンタス航空系列に、日本航空、三菱商事の3社が出資という格安航空。就航開始は2012年7月。そもそもオーストラリア行きの路線ではじまりましたが、日本国内線への参入により、現在は国内随一の売上という成長ぶりです。特に国内線はおおむね1万円予算でいろんな場所に行けるため、重宝されているといえます。ただ、純粋な運賃以外の諸経費が高く、受託手荷物料金などを加算するとそれなりの値段になってしまうことが多いのが難点といえるでしょう。遅延欠航は少ないようです。

バニラエア(Vanilla Air)

ANAの100%子会社の格安航空会社。拠点は成田空港を拠点で、北海道や沖縄、奄美、石垣、台北、香港と路線拡大しています。ビーチリゾートへの路線のイメージが強く、2020年3月に、ピーチと経営統合のアナウンスがありました。

スカイマーク(Skymark Airlines Co., Ltd.)

福岡出身者にはお馴染みの航空会社で、今の格安航空会社LCCが一般化する以前から安い運賃で移動可能な選択肢として知られていました。羽田と神戸が主要拠点、札幌、福岡、那覇へ運行しています。就航開始は1998年9月19日の羽田 – 福岡線。他社格安航空会社に比べ、受託手荷物が無料であったり、基本サービスが一般の大手航空会社に準ずることから、完全な格安航空会社とはいえない面も持っています。

春秋航空日本(Spring Airlines Japan Co.,Ltd:)

上海の民営格安航空会社である春秋航空が、日本企業と共同出資して設立されました。旅行会社のJTBも資本参加しています。就航開始は2014年8月1日。成田の他、地方空港を利用。広島、佐賀などに路線を設けています。2016年より開設した国際線は、中国の武漢、重慶の路線となっています。利用客は中国人が8割と、メインターゲットは中国人旅行者のようです。ただ、上海までの往復が通常期に2万円ほどで行けるため、実際安いとの声が大きく、以前、茨木-上海4000円や、立ち乗り席が話題になった格安航空会社です。

エアアジア・ジャパン(AirAsia Japan)

赤いロゴとキャビンアテンダントの赤いユニフォームで目立つアジアで最も大きな格安航空会社エアアジアが共同出資するLCCで、2012年に全日空との合弁で運行開始するも翌年解消し、2014年に改めて楽天、ノエビア、アルペンなどの出資によって、新たにエアアジア・ジャパンが設立されました。一度日本を出ると、その勢力の強さがわかることでしょう、各国にエアアジアがあり、就航都市もアジア全域といえる規模です。日本国外のアジア地域に住む日本人にとっては、まずは最初の選択肢となる格安航空会社のひとつでしょう。

エア・ドゥ(Airdo)

北海道国際航空という名前で1998年にスタートした格安航空会社。 その後運営が変わり現在はANAの傘下の格安航空子会社となっています。札幌(新千歳)から東京(羽田)・仙台・神戸、そして羽田からは札幌(新千歳)、旭川・函館・とかち帯広・釧路・女満別など北海道に特化した格安航空会社といえるでしょう。

ソラシドエアSNA(Solaseed Air Inc.)

宮崎に本社で、就航開始は2002年、羽田〜宮崎線の路線でした。現在ANAが第2位の大株主で、全便がANAとのコードシェア便になっています。同じくANA傘下のエア・ドゥとも運行連携があります。

スターフライヤーSFJ(Star Flyer Inc.)

北九州空港が拠点の航空会社。就航開始は2006年。クールなブラックの機体に革張りシートのラグジュアリーなイメージで売り出しました。サービスの質の良さに定評があります。現在全日空の傘下となっています。

フジドリームエアラインズFDA(Fuji Dream Airlines Co., Ltd.)

静岡空港が拠点の航空会社。就航開始は2009年に、静岡−小松線、静岡−熊本線、静岡−鹿児島線でした。JALとの共同運行便も運航しています。

まとめ

日本には現在こんなに格安航空会社があるんですね。今から旅行にもベストシーズンとなりますので、自分のスタイルにあった航空会社を利用して旅行を楽しみたいですね!

この記事のライター

chidai

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