手軽に手に入りやすく、お料理にも取り入れやすいキャベツ。
最近ではスーパーやコンビニで、すでにカットされた状態の千切りキャベツが売られているのも見かけますね。
キャベツは生のままサラダで食べるのも美味しいですし、炒め料理や煮込み料理としても多くのレシピがあり、とても使いやすい野菜です。
実はキャベツを食べると、体に良いことや美容に良いことがたくさんあるんです!
キャベツの持つ効能とおススメのレシピをご紹介します。
もくじ
1.キャベツについて
2.キャベツの効能
3.キャベツのおススメレシピ
4.まとめ
1.キャベツについて
キャベツはアブラナ科の多年生で、栽培上では一年生植物として扱われます。
本来の旬は原産地が地中海性気候であることから冬季だと考えられますが、現在ではビニールハウスでの栽培や品種改良もされているため年間を通して出荷されています。
キャベツの品種は60種類あると言われています。
葉が柔らかく甘みのある新キャベツ、アントシアンを含む紫キャベツや、栄養価が高く見た目が可愛らしい芽キャベツなどはスーパーでもよく見かけます。
また出荷の時期によって、
11月~3月は冬キャベツ、7月~10月は夏秋キャベツ、4月~6月は春キャベツと分類されます。
2.キャベツの効能
・美白、アンチエイジング効果
キャベツ1食分(165g)を食べることで、ビタミンC役68mgの摂取が可能です。
18歳以上の女性は1日100mgのビタミンCの摂取を推奨されているので、もし毎食前にキャベツを食べたとしたら、1日のビタミンCの摂取量は200g以上になります。
キャベツに豊富に含まれるビタミンCには、シミ予防や紫外線ケアに効果的です。
また女性ホルモンのエストロゲンの分泌も活発にしてくれるので、美肌効果も抜群です!
・便秘解消
キャベツに豊富に含まれる食物繊維には、便秘解消に効果的です。
キャベツ1食分(165g)を食べることで、約2g物食物繊維の摂取が可能です。
食物繊維は、体内に溜まったコレステロールや老廃物の排出を促してくれ、腸内を整えてくれる効果があります。
・生活習慣病やがんの予防
キャベツは免疫力を高める効果があるため、風邪の予防だけでなく、がん予防にも強い効果があると言われています。
キャベツに含まれるビタミンCが、抗酸化作用のはたらきを促し、がん予防や動脈硬化を防ぐ効果をしてくれます。
活性酸素などによって老化が進むことで、体や血管がなまってしまい血管が詰まる原因となりますが、ビタミンCを摂取すると、そのなまりを予防することが期待できます。
またキャベツに含まれるビタミンKのはたらきによって、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の出血などを止める効果が期待できます。
その結果、動脈硬化や骨粗鬆症の予防にもつながります。
・消化の吸収を抑え、胃のムカムカを改善する
キャベツ特有の成分ビタミンU(別名:キャベジン)があります。
キャベジンは正式に認められているビタミン類には含まれていません。
ビタミンに近いはたらきと、ビタミンのはたらきを助ける作用があると言われています。
キャベジンは胃腸の粘膜を守ってくれる効果があります。
胃腸は人間の体に大きな役割を果たしているため、正常に機能しないと、体力が低下して免疫力が低下したり、食欲不振になったり、風邪をひきやすくしてしまうこともあります。
また、食べ過ぎなどで荒れてしまった胃腸を整えてくれる効果もあり、胃腸のトラブルを改善する大きなはたらきをしてくれます。
・ダイエットに!
キャベツは100gあたり23kcalととても低カロリーな野菜です。
キャベツに含まれる主な栄養素は、ビタミンU(キャベジン)。
その他にもビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウムなどのミネラルや食物繊維も豊富にバランスよく含んでいます。
キャベツは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を豊富に含んでいます。
水溶性食物繊維は、食事の前に摂取することで血糖値の上昇を緩やかにしてくれるはたらきをします。
そしてインスリンの分泌を抑えて、脂肪を溜めにくくする効果もあります。
そのためコレステロールや中性脂肪の改善にも期待ができます。
また不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らむため、食べた後もお腹に溜まり、満腹感が得られやすいのが特徴です。
また生のざく切りキャベツを食べる時は、何度もよく噛んで食べますね。
その結果、満腹中枢を刺激して少量の食事で満足感が得られるため、食事量が減って摂取カロリーを抑えることもできます。
・ニキビ跡の改善
ニキビ跡の改善には、ビタミン類や鉄分などのミネラルとタンパク質の栄養素をバランスよく摂取することが大切です。
キャベツにはこれらの栄養素が含まれているため、ニキビ跡でお悩みの方にもおススメです。
3.キャベツのおススメレシピ
キャベツに含まれる、ビタミンCやビタミンUは熱に弱くて水に溶けやすい性質があります。
そのためには、キャベツは生に近い状態のまま食べるのが1番おススメです。
生で食べる時も、ビタミンCが流れないようにキャベツを水洗いしたら、さらすのは5分以内にしましょう。
・すだち香る♩キャベツとツナのサラダ
https://cookpad.com/recipe/4770264
すだちでサッパリとした味わいのため、たくさん食べてもカロリーが気になりません。
せっかく低カロリーのキャベツを食べても、一緒に食べるドレッシングが毎回高カロリーにならないように気を付けましょう。
しかし、
いつも生のキャベツばかりを食べるのは難しいかと思います。
その時は、スープにしてキャベツの汁に溶けだした栄養素を一緒に食べるのがおススメです。
・*簡単*時短*放置*具沢山ポトフ*
https://cookpad.com/recipe/4843867
寒いこの季節には、やっぱり温かいポトフが食べたくなりますね。
キャベツだけでなく、色鮮やかな他の野菜もたくさん食べれて、時短なレシピはおススメです。
4.まとめ
身近なキャベツには、美容に良い効果が沢山あるんです。
また美容だけでなく、健康やダイエット効果も十分期待ができます!
スーパーやコンビニでカットされた千切りキャベツは手間もかからずお財布にも優しいので忙しい時にもおススメです!
毎食前、夜ご飯の前だけでも毎回食べる習慣をつけてみてはいかがでしょうか。