冬におススメのアロマ5選。楽しみながら心も体も綺麗に。

冬におススメのアロマ5選。楽しみながら心も体も綺麗に。

2017/12/14
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冬は綺麗なイルミネーションが楽しめたり、温かいお料理がとても美味しくいただけますね。

ですが、澄んだ冷たい空気で手足は冷え、空気が乾燥する季節でもありますね。

アロマで心身共に気持ちよくなって、健康な体を作るのはいかがでしょうか。

冬におススメのアロマと、それらの効能・効果についてご紹介します。

もくじ
1.精油とは
2.冬におススメのアロマオイル、効能・効果
3.アロマオイルの活用法
4.まとめ

1.精油とは

精油は植物の香り成分を抽出したエッセンスです。

花や葉、果皮、根などを蒸したり、皮を搾ったりして抽出します。

精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トン
※も必要とします。

大量の原料植物から、ほんの少ししか採れない貴重なエッセンスです。
※ 産地や生産条件などにより異なります。

<AEAJ による精油の定義>

AEAJは精油を以下のように定義しています。

精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。

各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものである。

出典 公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)

また、一般的にアロマと言われているのは、アロマセラピーという芳香療法のことです。

芳香療法とは、香りによって心や体に安らぎを与えてホルモン分泌や血流を促し、リラクゼーション効果を得る治療方法のことを言います。

上記でも説明したように、精油(エッセンシャルオイル)は100%天然のものを使用していますが、

・100%天然でないもの
・合成の香が混ざっているもの
・100パーセンチ科学香料のもの

には、アロマオイルやフレグランスオイル等の表記になります。

アロマオイルには、精油のように肌に直接つけたり、アロマバスを楽しむということはできませんが、香りをかいで楽しみ、リラックス効果を得るという目的には適しています。

2.冬におススメのアロマオイル、効能・効果

・ローズマリー (学名:Rosmarinus officinalis L.)

ローズマリーは、ヨーロッパ全土に野生し、特に地中海など海の近くに生息しています。

冬の寒さで滞りがちな血流を良くして、体を効果的に温めてくれるはたらきをします。

血圧を上げる作用もあるため、低血圧の不調にも有効的です。

名前には「ローズ」とつきますがバラのような香りではなく、清涼感のあるメンソールに似た香りです。

<効能・効果>

・血行やリンパの流れを促進して、余分な老廃物質の排泄を促しむくみをとり、デトックスをしてくれる。

・気管系のトラブルにも良く、のどの痛み、喘息、鼻炎や花粉症にも良い。

・血圧の上昇を抑える。

・中枢神経を刺激する作用があり、筋肉を弛緩させて肩こりや筋肉の緊張を和らげる。

・強い抗菌効果でウイルスなどの感染症を予防する。

・殺菌作用がある。

・高い鎮痛効果があり、頭痛や腰痛、関節痛などを和らげる。

・内臓機能を高め、血中コレステロールを下げるため、心臓や肝臓の疾病にも効果が期待される。


・ジンジャー (学名:Zingiber officinale)

ジンジャーは、生姜の茎を乾燥させて、抽出します。

ジンジャーには、火や熱の性質をもつと言われているため、冷えた体を芯から温めるのに良いとされています。

ピリッとしたスパイシーさのなかに、甘みのある香りです。

<効能・効果>

・体を温めてくれるはたらきがあるため、冷えによって起こる関節の痛みや気管支の詰まり喉の腫れを和らげる。

・抗うつ効果があるため、気分が明るくやる気が増す。 
 冬になると元気がなくなってしまったときにも。

・冬は忘年会やクリスマスパーティーなどでつい食べすぎてしまいがちな季節ですが、胃腸のはたらきを助けるため吐き気や胃もたれを和らげる。


・ベルガモット (学名:Citrus bergamia)

ミカンの一種であるベルガモットは、柑橘系には珍しく鎮静作用があります。

柑橘系の中でも甘さが強く、フローラルに近い香りです。

ベルガモットの果皮の部分を精油とします。

<効能・効果>

・鎮静作用でリラックスした気持ちになるため、不眠の方にもおススメ。

・抗うつ効果があるため、気分が明るくやる気が増す。


・ティートリー (学名:Melaleuca alternifolia)

ティートリーは、オーストリア、ニュージーランド、インドネシアに生息する木で、葉の部分から精油が採取される。

スパイシーさとフレッシュさを併せ持った、ハーブのようなスッキリとした香りが特徴です。

<効能・効果>

・優れた抗感染作用があり、さらに免疫力を高める。
 風邪やインフルエンザの予防にも効果的。

・咳を和らげるはたらきがある。

・寒くて硬くなりがちな体、ストレスをリフレッシュするはたらきがある。


・レモングラス (学名:Cymbopogon citratus)

レモングラスはイネ科の多年草でインド原産の熱帯性の植物で、インドでは何千年も前から薬用として用いられてきました。

レモンのようにスッキリした香りです。

<効能・効果>

・抗うつ効果があるため、気分が明るくやる気が増す。

・胃腸の調子を整え、消化が悪い時や食欲不振などに作用する。

・皮脂の分泌を整え、毛穴を引き締めるはたらきをする。
 ニキビ予防、冬の乾燥した肌のお手入れにも。

3.アロマオイルの活用法

ローズマリーのアロマバス

<用意するもの>

・ローズマリーの精油:5滴
・天然塩:50g
・ガラスボウル

<作り方>

1.ガラスボウルに天然塩とローズマリーの精油を入れて、混ぜ合わせる。
2.熱めの湯船に溶かし入れて、入浴する。

血行促進効果に優れているローズマリーバスにゆっくり浸かり、体の芯からポカポカに温まりましょう。

4.まとめ

アロマには色々な種類があって、どれから始めようかなー、と思っている方!

まずはご紹介した冬におススメのものを試してみてください。

季節に合ったアロマを楽しみながら、綺麗な心と体を手に入れましょう。

アロマで心も体も温まって、リラックスして心地よい冬を過ごしましょう。

この記事のライター

shida

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