新型コロナのマスク生活はいつまで続く?

新型コロナのマスク生活はいつまで続く?

2022/03/31
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3月下旬、全国でまん延防止重点措置が解除され、コロナ関連の行動規制は全面解除となりました。

飲食店の営業時間も各社ほぼ通常営業に戻り、日常が戻ったかに見えます。しかし本当にもとに戻ったとは現時点で言い難いのが現状です。

なぜなら、新型コロナウイルスの感染者は対して減っていないからです。東京では今でも1日に7~8千人が感染しており、全国でも高止まり状態。コロナウイルス感染の脅威は残ったままです。

街ではいまだにほぼ全員がマスクを着けており、いつ外せるかも分かりません。このような状況でマスクはいつ頃外せるものなのでしょうか。分かりやすくご説明致します。

マスクはしばらく外せない

マスクはどんなに早くても外すまでに半年はかかるでしょう。しかもこれもかなり甘い見通しで、オミクロン株に変わる脅威が出た場合は、数年は外せないと思った方がよいでしょう。

つまり結論として、いつマスクを外せるようになるか、現時点ではっきり明言することは不可能ということになります。

全てはコロナウイルスの感染者数次第です。ここの感染者が少し前のように1桁台まで落ちると、人々の感染への不安感は大分和らぐだろうと思われます。

新型コロナは空気感染する?

■一転「“空気”感染する」認定

 そんななか、国立感染症研究所が、新型コロナに関する新たな見解を発表しました。

 感染研はこれまで、新型コロナウイルスの感染経路として、くしゃみなどで飛び散った飛沫(ひまつ)による感染と、飛沫などに触れた手で鼻や口を触ることによる接触感染の2つを挙げる一方、ウイルスを含んだ空中の微粒子を吸い込むことで感染する「エアロゾル感染」を認めてきませんでした。

 これに対し、長崎大学の森内教授ら専門家が、感染研の見解は世界の知見と異なるとして、公開質問状を発表しました。

 すると、28日、感染研のホームページにひっそりと、「感染する。その経路は主に3つあり、(1)空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと(エアロゾル感染)」と、感染経路のなんと1番目に、エアロゾル感染が挙げられていたのです。

 長崎大学大学院・森内浩幸教授:「WHO(世界保健機関)でもCDC(疾病対策センター)でも、最初は『ない、ない、ない、ない』と言っていたのを、何段階か分けて、訂正してきたわけで。いつまでも、知らん顔というわけには、いかなかったということはあるだろう。事実上、厚生労働省でも、エアロゾルで感染が広がるんだということは出されているわけで」

 森内教授は、感染対策として「部屋の換気」を求めているのが、エアロゾル感染を認めていた何よりの証拠だと指摘しています。

 長崎大学大学院・森内浩幸教授:「日本は、役所に絡むようなところで出したのって、訂正しにくかったということなのか。何を今さらという気がするんですけど」

出典 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000249942.html

まだ現状、確定ではないようですが、空気感染については否定できていないようです。

私たちはこれらのデータをもとに、最悪の状況を考え行動する必要があります。

用心するに越したことはないことから、換気を徹底する。マスクを常に身に付けるというのは守っていく必要があるようです。

まとめ

新型コロナのマスク生活はいつまで続くかについてお伝えしました。コロナ感染者が0に近くなるまでは、マスクを取って生活できる日々に戻るのは当分先のこととなりそうです。

一人一人の感染対策が身を結ぶことにより、新型コロナウイルスの流行は止まります。もう既に十分すぎるほど感染対策をしている人が多いかもしれませんが、今一度、基本に立ち返り、鼻マスクはしないなどのマナーを徹底しましょう。

この記事のライター

mita

mita

大阪在住、28歳のビガーネット編集部員。 広報担当。街中の話題の情報をキャッチするのが得意。趣味は...