阪急十三・しょんべん横丁

十三 - 阪急十三・しょんべん横丁

第2次世界大戦後の闇市がはじまりとされる阪急電鉄十三駅の西口に隣接する約50店からなる飲食店街です。
昔はトイレのない店舗も多く、酔ったお客さんが線路沿いで用を足したことに由来しています。
下町風情たっぷりの飲食店街として、サラリーマンや近隣のおじさんたち、また風俗街としても知られる十三だけに風俗遊び前後の男性方の憩いの場としてにぎわっていましたが、2014年3月7日の火災で約1600㎡、30店舗以上のお店が焼けてしまいました。
その後、復興を目指しながらも色々と交渉が難航したそうですが、なんとか跡地での再建がすすみ2016年10月1日に街開きを迎えることができました。
火災前と比べると建築基準法の規制で道幅が2.5mから4mに変更されるなど全く昔のままとはいかなかったようですが、焼肉の請来軒、十三トリス、大瓶小町などの老舗の復活や新しいお店もあり十三西口に活気が戻ってきました。
ちなみに東京の「思い出横丁」や「やきとり横丁」などの呼び名で知られている新宿西口商店街も十三と同様の理由でしょんべん横丁という俗称があるそうです。

今は公衆トイレがあるので外で用を足してはいけません

[住所]
大阪府大阪市淀川区十三本町
[交通]
阪急電鉄十三駅西口より徒歩1分